小山田は「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」において開会式で作曲を担当することが先日、発表されたばかり。この発表のあと、1994年と95年に刊行された雑誌のインタビューで発言したとされる学生時代のクラスメイトや近隣学校の障がい者へのいじめ行為の内容がSNSを中心に取り沙汰されたため、「作曲担当にふさわしくない」という声が上がり、騒動となっていた。これを受け、小山田は指摘の内容について、「当時、反省することなく語っていたことは事実であり、非難されることは当然であると真摯に受け止めております」とコメントし、当事者に謝罪するとともに「深い後悔と責任を感じております」と胸中を明かした。
該当のインタビュー記事については、発売前の原稿チェックができなかったため事実と異なる内容もあるとのことだが、小山田は「学生時代、私の発言や行為によってクラスメイトを傷付けたことは間違いなく、その自覚もあったため、自己責任であると感じ、誤った内容や誇張への指摘をせず、当時はそのまま静観するという判断に至っておりました」とインタビュー内容についてこれまで言及してこなかった理由を説明。そして「大変今更ではありますが、連絡を取れる手段を探し、受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたいと思っております」といじめ行為の対象者に謝罪する意思があることを表明した。
また「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」に携わることについて、小山田は「自分の音楽が何か少しでもお力になれるのであればという思いから、ご依頼を受けるに至りました」とコメント。締めくくりには「一人の人間として、また、音楽家としてどう在るべきか、自分や世の中や周囲の人々に対してどういったかたちで貢献していくことができるのか、常に自問自答し、より最善の判断をしていけるよう、一層の努力をして参りたいと思います」と述べている。
トシ(トシスピアー) @yg_toshi
これを思い出した…
話を盛ったと後になって言い訳していたが、その後は有耶無耶…
小山田圭吾、過去のいじめ加害について謝罪(コメントあり) https://t.co/LaHiKic6mu https://t.co/cF52iO0lUN