NILKLY小林潤、生誕ライブで感謝「私を20歳にしてくれてありがとう」

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NILKLYの小林潤の生誕ライブ「Flaming June」が7月4日に東京・TSUTAYA O-Crestで開催された。

小林潤(NILKLY)(Photo by Masayo)

小林潤(NILKLY)(Photo by Masayo)

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左からミミミユ(MIGMA SHELTER)、小林潤(NILKLY)。(Photo by Masayo)

左からミミミユ(MIGMA SHELTER)、小林潤(NILKLY)。(Photo by Masayo)[拡大]

6月26日に20歳の誕生日を迎えた小林。これを記念して開催された本公演のチケットはソールドアウトし、満員のフロアには開演前から祝祭ムードが漂う。そんな中、小林は同じくAqbiRecに所属するMIGMA SHELTERのミミミユとそろってステージに登場。2人はMIGMA SHELTERの楽曲「GIPS」「Joint」を披露し、フロアを一気に盛り上げた。激しいパフォーマンスを終えると一転して人見知りを発揮する2人のトークがスタート。ぎこちない様子でお礼を言い合い、ミミミユは逃げるようにステージを去った。

左から小林潤(NILKLY)、内山結愛(RAY)。(Photo by Masayo)

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小林潤(NILKLY)(Photo by Masayo)

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ミミミユに代わって登場したのは、RAYの内山結愛。・・・・・・・・・の「サイダー」「1998-」で小林とコラボした内山が「これからも幸せに生きてください」とエールを送ると、小林も「一緒に幸せに生きます」と返し、小林も「一緒に幸せに生きます」と返し、2人は互いのことを思い合う様子を見せた。内山退場後、小林はソロでBELLRING少女ハートの楽曲「憂鬱のグロリア」を披露。ここで観客は彼女を祝うため、一斉にオレンジのサイリウムを点灯してフロアを明るく照らした。NILKLY活動休止中にソロ活動も行っていた小林は、力強い歌唱とダンスを見せ、「今日は私がやりたいことをいっぱい見てくれてありがとう!」と感謝した。

NILKLY(Photo by Masayo)

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転換時間を挟み、ステージ袖から「NILKLY! オー!」と元気なかけ声が響くと、小林を含むNILKLYメンバーが登場。ソリッドなギターとベースが印象的な「2SoundDown - NILKLY ver」でライブを開始し、会場を爆音で包んだ。激しいダンスにより1曲目にして上着のボタンがすべて開いてしまった小林が「ちょっと雨が降っているのに、わざわざ会いに来てくれてありがとうございます」と挨拶すると、伊吹咲蘭は「(潤の)ソロのステージを袖で見てたんだけど、初めて会ったときよりたくましく、元気に大きくなって、泣きそうになっちゃった」と涙ぐむ。また5月に新メンバーとして加入した長門蓮は「出会って7カ月くらい、初めて会ったときから潤ちゃんと友達になりたくて、カッコよくて大好きです」と話し、照れ臭そうにしながら小林と握手。同じく新メンバーの小笠原唯は「潤ちゃんは魂、魂、魂、魂で、魂がすごくて、NILKLYとして同じステージに立てることがうれしい反面、潤ちゃんを客席から見たい気持ちもある。さっきソロを見られて感動しました」と小林を讃えた。

NILKLY(Photo by Masayo)

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恐縮しっぱなしの小林が笑顔で「みんな、言葉をいっぱいありがとう」とメンバーに伝えると、全員がフォーメーションに着いて暗転。静かな歌い出しで2曲目「Hash Up」が始まる。この曲は離れ離れになった友達や恋人ともどこかでつながっていて、また会えるということをテーマとしたグループの代表曲の1つだ。その後、NILKLYは眠れない夜の不安を浮遊感あるサウンドで歌う「Night is Yours」、間奏の妖艶な喘ぎ声と艶かしいダンスで魅せる「REM」、叩き付けるようなピアノが印象的なインダストリアルロック「Icecream - NILKLY ver」を畳みかけ、静と動を織り交ぜたパフォーマンスでフロアを激しく揺さぶった。

小林潤(NILKLY)(Photo by Masayo)

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ここで小林はファンへの思いを改めて伝える。「私は14歳でオーディションを受けて、15歳で初めてステージに立って、今20歳になって(NILKLYとして)ステージに立っているのは本当にみんなのおかげだから感謝しているんです。だってみんながいなかったら、私はたぶんもうこの世にいないんだよ。だから私は今、生きててすごい楽しいな。出会って数カ月のメンバーとか、出会って2年のメンバーとか、出会って6年くらいのメンバーとか、出会って6年から数日の皆さんとか、出会った人たちが、何もできないポンコツな14歳の女の子を、まあまあマナーのある20歳の女の子にしてくださって、それのすべてはステージとか、みんなが教えてくれたことだから、みんなが私を支えてくれなかったら、本当に私は20歳になれなかったんだから、みんな私を20歳にしてくれてありがとうございます」。深くお辞儀をする小林をファンの拍手が包んだ。

NILKLY(Photo by Masayo)

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ファンから送られたスタンド花を囲むNILKLY。(Photo by Masayo)

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さらに小林は思いを語り続ける。「私は20歳になってうれしいな。これから80歳とか90歳とか100歳まで生きて、そしたらまた、みんなに元気な姿を見せたいから、今から筋トレしたりね、野菜もちゃんと食べたりしてるんだよ。私はもう20歳だけど、まだまだいっぱい歳を取っていくから、みんなも元気でずっと観ていてくれたらうれしいな。人生100年どころじゃないよね」。そしてメンバーに「みんなでライブするのが、いっつも楽しみだよ。まだ半分もライブが残ってて楽しみだな。しかも何やるか知ってる? みんなが私を20歳にしてくださったお礼に新曲をやるんだよー」と語りかけると、攻撃的なイントロが鳴り響く。始まったのは、この日が初披露となる新曲「Apathy」。ポップなメロディに歪な効果音、ヘヴィなベースが印象的なギターロックチューンだ。続けてNILKLYは「Block System」「Like a Bending Spoon」を連発し、最後は「Odyssey」で観客と一緒に腕を突き上げた。パフォーマンス後には、ゲストのミミミユ、内山も登場して記念撮影。温かいムードの中、生誕ライブは幕を閉じた。なおZAIKOでは本公演の配信チケットを8月14日23:59まで販売中。購入者は8月15日23:59までアーカイブを視聴できる。

※記事初出時より本文の一部表現を変更いたしました。

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