「竜とそばかすの姫」は、母親の死により心に大きな傷を抱えた17歳の女子高生・すずが、50億人以上が集う巨大インターネット仮想世界「U」で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする物語。すずは「U」に歌姫“ベル”として参加し、その歌声で瞬く間に世界に注目される存在となる。
中村の楽曲「そのいのち」に心打たれ、ライブにも足を運ぶなど、以前から彼女と親交のあった細田監督だが、主人公役の決定にあたっては、自ら「すずを見つけ出す」と意気込んでオーディションを開催。このオーディションで圧倒的な歌声と存在感を発揮した中村が「彼女こそすずだ!」と大絶賛され、主人公役に決定した。
なお、本作にはすずの同級生役で
中村佳穂 コメント
実は監督とは、数年前に、奈良でライブをした時にお会いしていて…楽屋に届いた一升瓶を見て「どなたからですか?」と会場の方に聞いたら、「細田監督からです」と言われ、まさかと思っていたら、その奥に監督がいらしたんです。そこからのご縁で何度か演奏をご覧いただいて、本当に気さくに話しかけてくれる素敵な方だなと思っていたのですが、今回オーディションに参加し、まさかこんなご縁に繋がるとは思っていませんでした。
今まで歌を歌うことしかしてこなかったので、アフレコでは最初は監督がおっしゃることを聞いただけでは理解できない部分が多かったのですが、日が経つにつれ、“あ、すずはこういう人なんだ”と、監督の意図が少しずつ見え、だんだん楽しくなっていきました。
初めての経験で何から練習したら良いのか分からなかったので、ベルの時はヒールの高いパンプスを履き、すずの時にはなるべく低い靴を履いて喋ってみたりと、服装に手伝ってもらいながら、すずとベルを演じ分けました。
細田監督の作品の出会いは、高校生の頃、梅田で母と「時をかける少女」を観に行った思い出があります。そんな自分がまさか細田監督の作品に参加することになるなんて、嬉しい気持ちです。
※記事初出時より
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凄い!!
中村佳穂が細田守監督「竜とそばかすの姫」に主人公の女子高生役で出演、圧倒的な歌唱力で劇中歌も担当 https://t.co/JEFENzgHIV