DEAR KISSメジャーデビュー後初のワンマン開催、伊山摩穂が振り付けした新曲初披露

DEAR KISSが昨日5月16日に東京・Veats Shibuyaでワンマンライブ「DEAR KISS ONEMAN LIVE "DEAREST DREAM #8"～『ダンスはキスのように、キスはダンスのように』release party ～」を開催した。

4月14日にシングル「ダンスはキスのように、キスはダンスのように」でメジャーデビューを果たしたDEAR KISS。彼女たちがワンマンライブを行うのは1月の東京・TSUTAYA O-WEST公演以来で、メジャーデビュー後は初となる。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で実施が危ぶまれる中、Veats Shibuya公演は万全な感染拡大対策を講じたうえで有観客の形式で開催が実現。会場に集まったLIPS（DEAR KISSのファンの呼称）と有料生配信の視聴者に向けてパフォーマンスが届けられた。

おなじみのSE「Overture」が流れる中、DEAR KISSはポップかつ鮮やかな私服風の衣装を着てステージへ。メジャーデビュー曲「ダンスはキスのように、キスはダンスのように」の英語バージョンを1曲目に歌唱し、意外な選曲で観客を驚かせた。続いてライブで欠かせない人気曲である「Perfect Love」「ずっきゅんらぶ」などをパフォーマンスした5人は一旦ステージから退場し、「ダンスはキスのように、キスはダンスのように」レコーディング映像の上映中に黒のシックな衣装にチェンジ。伊山摩穂が初めて振り付けを手がけた新曲「Moon End Lover」でライブを再開し、しなやかでセクシーなダンス、各メンバーの個性を押し出したユニゾンなしの歌でファンを虜にした。そしてライブ後半のブロックではアッパーチューン「REIMEI」「ハーメルンの夕暮れ×Love or Hate」「スパークルグリッター」などが間髪いれずに次々と畳みかけられた。

アンコールでは「ダンスはキスのように、キスはダンスのように」や、遠く離れていてもLIPSとつながって笑い合っていたいという願いが込められた楽曲「World Smile」が披露されたのち、メンバーが1人ずつ順番に挨拶。感極まる瞬間もありつつ、自らの思いをファンに伝えてステージをあとにした。ここでライブが終了するかと思いきや、5人はダブルアンコールを求めるクラップに応えて再び観客の前へ。ラストに「SHA-NA-NA」を笑顔で歌ってワンマンライブの幕を閉じた。

なおDEAR KISSのYouTube公式チャンネルでは「ダンスはキスのように、キスはダンスのように」のTikTok風動画を公開中。この動画はTikTokに「ダンスはキスのように、キスはダンスのように」のダンス動画を投稿する人に向けたレクチャー映像となっている。