1992年5月13日にシングル「やぶれかぶれ」でメジャーデビューしたウルフルズ。これまでの楽曲をメンバー自らがカバーして再確認することで、新たな一歩の弾みにしたいという思いからこのセルフカバーアルバムが企画された。なお収録曲は現在鋭意レコーディング中とのことで、詳細は追ってアナウンスされる。なお「今のバンドの音を聴いてほしい」と語るジョンB(B)は今作について「懐かしくも新しいウルフルズ!」と解説している。
またウルフルズの最新アーティスト写真と30周年プレイヤーのロゴも公開された。アーティスト写真のディレクションはIT IS DESIGNの伊丹友広、撮影はフォトグラファーの小木曽威夫が担当。またロゴにはメンバー直筆の曲タイトルがデザインされている。
※記事初出時より、本文および見出しを変更しました。
ウルフルズ コメント
トータス松本(Vo)
昔は周年を祝うなんて、なんかおっさんじみてて嫌だった。だけど歳が経って気がつけば、我々は誰がどこから見ても実際リアルにおっさんである。
今は気が変わって、正々堂々とお祝いしたい。
思い出してみれば、デビュー10周年の記念日は、仲間が大勢うちに集まってワイワイとお祝いをした。
20周年のその日は、活動休止中だったのでお祝いにならず、おれは三茶で元スタッフと元マネージャーと3人でひっそりと飲んだ。
そして、ついに迎えるは30周年である。ここはドーンとでかい事をやってみようと思う。
良いものが皆さんに届けられるように頑張ります。
よろしく!
ジョンB(B)
笑ってデビュー30周年を迎えられるように。
30曲セルフカバー!
どの曲も力強くなればいいなって。
凝ったアレンジにするんじゃなくて、その曲が持ってる大事なもの。
聴いてくれてるひとが感じてること。
心動くものを届けることができたら最高。
今のバンドの音を聴いてほしいし、懐かしくも新しいウルフルズ!
再録した曲、これからのライブでも新鮮な気持ちで演奏できるだろうし、自分たちもお客さんもまだまだ楽しめるはず。
セルフカバーアルバムを作れるなんて、たくさんのひとが聴いてくれたおかげ。
ありがとう。
リラックスしつつも緊張感のあるレコーディング。
スタッフ含め、みんなであーだ! こーだ! とやってます。
このワクワクをギュッとつめこんだ音になれば!
みなさん、お楽しみに!
サンコンJr.(Dr)
1992年にシングル「やぶれかぶれ」でデビューして、来年で30年。
「セルフカバー30曲!」のアイデアを松本くんから聞いたときは思わず笑ってしまいました。その曲数や、パッと浮かぶ曲たちの暑苦しさがとてもウルフルズっぽいなぁと。もちろん、当時も相当な熱量で録音され、長年愛聴してもらったオリジナルの音源には、いろんな意味で敵いませんが、いまのウルフルズで録音するとまた違った新鮮さがあり、とても有意義なレコーディングが始まっています! 乞うご期待!
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