ナナヲアカリ、ファンからの愛と「いいね!」をかき集めたリクエストワンマン

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ナナヲアカリが4月3日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にてリクエストワンマンライブ「Zenjinrui DoukangaetemoCuTe@Zepp DiverCity TOKYO」を開催した。

ナナヲアカリ(撮影:このタイミングで秋山)

ナナヲアカリ(撮影:このタイミングで秋山)

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ナナヲアカリ「Zenjinrui DoukangaetemoCuTe@Zepp DiverCity TOKYO」の様子。(撮影:このタイミングで秋山)

ナナヲアカリ「Zenjinrui DoukangaetemoCuTe@Zepp DiverCity TOKYO」の様子。(撮影:このタイミングで秋山)[拡大]

SEが鳴り始めるとステージを覆う紗幕越しにナナヲとバンドメンバーが登場。フロアからは彼女たちのシルエットのみが見える状態のまま「プラネタリー・メッセージ」の演奏が始まった。紗幕には檀上大空が描いたイラストが映し出され、ナナヲのシルエットが幕に映った状態のままで情感豊かな歌声が届けられた。2曲目「メルヘル小惑星」の演奏が始まったところで紗幕が外れ、ファンの前に姿を現したナナヲは「みんな今日は楽しんでいきましょう!」と快活に挨拶。ナナヲがエレキギターを手にして演奏した「お釈迦になる」では、オーディエンスは声が出せない代わりに手拍子を鳴らしてライブを楽しんでいた。

ナナヲアカリ(撮影:このタイミングで秋山)

ナナヲアカリ(撮影:このタイミングで秋山)[拡大]

MCに入るとこの日のライブではリクエスト投票の15位から順番に披露されていることがアナウンスされ、ナナヲは早速12位を獲得した「事象と空想」を歌い始める。さらに、最新アルバム「七転七起」の収録曲であり、大沼パセリ作詞作曲の「パスポート」、バルーン提供のシリアスなロックナンバー「ハノ」と、ファン投票で多くの支持を集めた曲が立て続けに披露されていく。ナナヲの「ようやくこの曲をフルでできることをうれしく思います」という曲振りから披露されたのは「19bitch」。これまでのライブではメドレーの中で披露されるなど、なかなかフルで歌われることのなかった楽曲がランクインを果たし、ナナヲは満を持してこの曲をしっかり歌い上げた。

ナナヲアカリ「Zenjinrui DoukangaetemoCuTe@Zepp DiverCity TOKYO」の様子。(撮影:このタイミングで秋山)

ナナヲアカリ「Zenjinrui DoukangaetemoCuTe@Zepp DiverCity TOKYO」の様子。(撮影:このタイミングで秋山)[拡大]

ライブ中盤では“VSゾーン”と名付けたコーナーが展開され、会場の拍手と配信のコメントをもとにセットリストを決めることに。最初の組み合わせは「愛の歌なんて」と「私の中の痛い子さん」で、スクリーンに映し出された配信コメントとオーディエンスの拍手の量によりナナヲは「私の中の痛い子さん」を歌うことに。次の組み合わせは「インスタントヘヴン」と「ダメレオンハート」で、この対決はどちらも同じくらいの支持を集めるも、配信を見守る“ネットの民”の勢いが強く「ダメレオンハート」に決定。「ダメレオンハート」では7色の照明がステージを彩り、ナナヲも“カメレオン”のようにコロコロ表情を変えるボーカリゼーションでファンを楽しませた。

ナナヲアカリ(撮影:このタイミングで秋山)

ナナヲアカリ(撮影:このタイミングで秋山)[拡大]

ライブ後半には「ディスコミュ星人」「ハッピーになりたい」など人気曲が矢継ぎ早に披露され、ついにナナヲの人気投票ベスト3が披露されることに。3位には「ワンルームシュガーライフ」、2位には「ダダダダ天使」とどちらもナユタン星人が作詞作曲を手がけた楽曲がランクイン。ナナヲはオーディエンスを先導するようにキャッチーな振り付けを踊りながらこれらの曲を歌い、会場の一体感を高めていく。ライブ本編の最後には投票で1位を獲得した「ギヴミー『▽』(いいね)!!ドル活☆DAYS」が披露された。ナナヲはステージ上を駆け回りながら、SNSでのアイドル活動に奮闘する歌詞を高らかに歌い上げ、ファンや視聴者からの「いいね」をかき集めた。

ナナヲアカリ(撮影:このタイミングで秋山)

ナナヲアカリ(撮影:このタイミングで秋山)[拡大]

ナナヲアカリ「Zenjinrui DoukangaetemoCuTe@Zepp DiverCity TOKYO」の様子。(撮影:このタイミングで秋山)

ナナヲアカリ「Zenjinrui DoukangaetemoCuTe@Zepp DiverCity TOKYO」の様子。(撮影:このタイミングで秋山)[拡大]

アンコールに応えて再び姿を現したナナヲは「3月にとても春っぽい新曲を作りました」と話し、まだタイトルも付いていない新曲をパフォーマンス。彼女が軽やかなステップを踏みながらポジティブで温かいメッセージが込められたこの曲を歌い始めると、オーディエンスは体を揺らしてその歌声に聴き入っていた。ライブの最後にナナヲはリクエストランキングでは22位だったという代表曲の1つ「チューリングラブ feat. Sou」を歌唱。オケで用意されたSouの歌声とデュエットでこの曲を届けたあと、急遽“VSゾーン”で負けてしまった「インスタントヘヴン feat. Eve」を披露することに。彼女が「声は出せないけどナナヲへの愛を全身で表現してください!」と呼びかけるとフロアのファンはサムズアップでそれに応え、多数の「いいね」がナナヲに寄せられた。

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ナナヲアカリ「Zenjinrui DoukangaetemoCuTe@Zepp DiverCity TOKYO」2021年4月3日 Zepp DiverCity(TOKYO)セットリスト

01. プラネタリー・メッセージ
02. メルヘル小惑星
03. お釈迦になる
04. 事象と空想
05. パスポート
06. ハノ
07. 19bitch
08. ピヨ
09. 私の中の痛い子さん
10. ダメレオンハート
11. ディスコミュ星人
12. 完全放棄宣言
13. ハッピーになりたい
14. Higher's High
15. ワンルームシュガーライフ
16. ダダダダ天使
17. ギヴミー「▽」(いいね)!!ドル活☆DAYS
<アンコール>
18. 新曲
19. チューリングラブ feat. Sou
20. インスタントヘヴン feat. Eve

※「ギヴミー『▽』(いいね)!!ドル活☆DAYS」の「▽」は白抜きハートマークが正式表記。

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読者の反応

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りおん @LeoFiveTwoFour

3曲まで、プレイリストに反映されるよってレギュレーションだと4位、5位なんですよね
ZDCTのリクエストライブだと4位、6位で逆転してたり、声出し禁止中にリリースされた当時なのに高順位の印象。他の曲も、欲望に忠実な感じがしますね。つまり
https://t.co/E7KCa7uMzl
https://t.co/uAvr5cjl5x https://t.co/KjklAkGnq0

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