アメフラっシ過去最大の挑戦を乗り越え、Zepp Hanedaに生み出した一体感

4

265

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 63 195
  • 7 シェア

アメフラっシが3月21日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)でワンマンライブ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」を開催した。

アメフラっシ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」の様子。(写真提供:スターダストプロモーション)

アメフラっシ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」の様子。(写真提供:スターダストプロモーション)

大きなサイズで見る(全21件)

アメフラっシにとって過去最大規模の単独公演であり、過去最大の挑戦となった「Wings and Winds」。このライブは当初2月28日に行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の期間延長を受け、開催日程が3月21日へ変更に。感染予防策を徹底した上で「Wings」と「Winds」の2部構成で行われた。この記事では第2部の「Winds」公演の模様をレポートする。

アメフラっシ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」の様子。(写真提供:スターダストプロモーション)

アメフラっシ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」の様子。(写真提供:スターダストプロモーション)[拡大]

壮大な雰囲気のSE「Hymn for Runners」に合わせてステージに登場したアメフラっシは、アッパーチューン「グロウアップ・マイ・ハート」を最初に披露。レーザーライトで照らされるZepp Haneda(TOKYO)の場内に、愛来の「風に乗ってどこまでも上がっていこうぜ!」という力強い声が響きわたった。続いて4人はダンサブルな楽曲「MICHI」や、EDMナンバー「メタモルフォーズ」をノンストップでパフォーマンス。曲に乗ってファンと一緒にジャンプし、早くも会場全体に一体感をもたらした。

アメフラっシ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」の様子。(写真提供:スターダストプロモーション)

アメフラっシ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」の様子。(写真提供:スターダストプロモーション)[拡大]

最初のMCでテンション高く自己紹介し、新グッズであるオレンジ色のペンライトの曲に合わせた使い方を観客にレクチャーしたアメフラっシは、「ミクロコスモス・マクロコスモス」でライブを再開。さらにおとぎ話をテーマにした幻想的なナンバー「月並みファンタジー」やファンに向けた“声明”を歌に込めた「STATEMENT」などが次々に披露され、ライブ中盤には「Over the rainbow」「雑踏の中で」が情感たっぷりに歌われる。4人はMC中の無邪気な姿とはギャップのある凛とした表情を浮かべ、その多彩な表現力で観客を楽曲の世界観に引き込んだ。

アメフラっシ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」の様子。(写真提供:スターダストプロモーション)

アメフラっシ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」の様子。(写真提供:スターダストプロモーション)[拡大]

ラストスパートとなる終盤のブロックではライブの定番曲「Rain Makers!!」や、ラテンのリズムが印象的なダンスナンバー「BAD GIRL」、市川優月のデスボイスが炸裂する「ハイ・カラー・ラッシュ」によって会場のボルテージがぐんぐんと上昇する。「明後日の方向へ走れ」の曲中にはメンバーがファンとともに笑顔でペンライトを振った。

アンコールは市川のソロ歌唱で始まるフランク・シナトラ「My Way」のロックバージョンでスタート。ファンに振り付けをレクチャーしたアメフラっシはアイドルらしいキュートな一面を全開にした「バカップルになりたい!」をパフォーマンスしたのち、Zepp Haneda(TOKYO)ワンマンのラストナンバーとして「Staring at You」を歌唱した。観客はメンバーに教わった通り、曲中に手で星のマークを作りながらジャンプ。場内に幸福感あふれるムードを作り出した。

アメフラっシ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」の様子。(写真提供:スターダストプロモーション)

アメフラっシ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」の様子。(写真提供:スターダストプロモーション)[拡大]

全18曲を披露し終えた4人は、それぞれライブの感想やファンへの思いを順番に語っていく。市川は「みんながいてくれるからこその私たちだから、私たちも踊ることで皆さんに元気を与えていきたいし、皆さんの家族みたいな存在になれたらいいなってライブをやるたびに思います」と挨拶し、小島はなは「これからもこういう空間が続けばいいなと思いますし、いろんな人に感謝しながら、もっともっと成長したパフォーマンスをお届けしていきたいです」と意気込みをコメント。鈴木萌花は「悩みも消えちゃうくらい、皆さんが大切な存在なんだと改めて感じました。声が出せないご時世でもこんなにも盛り上がれるんだ、一体感を出せるんだと思いました」と声を弾ませ、愛来は「これからも皆さんがつらい思いをしたときは、アメフラっシのライブに持ち込んできてください! それをぶつけて、楽しい時間を共有していけたらと思っています」とファンに呼びかけた。そして愛来が「楽しかったですか!?」と問いかけると、客席から盛大な拍手が沸き起こった。

この記事の画像・動画(全21件)

アメフラっシ「Amefurasshi 2.28 Zepp Haneda『Wings and Winds』」2021年3月21日 Zepp Haneda(TOKYO) セットリスト

第1部 Wings

SE. Hymn for Runners
01. STATEMENT
02. Rain Makers!!
03. BAD GIRL
04. MICHI
05. ミクロコスモス・マクロコスモス
06. 月並みファンタジー
07. Dark Face
08. メタモルフォーズ
09. フロムレター
10. Over the rainbow
11. 雑踏の中で
12. グロウアップ・マイ・ハート
13. 轟音
14. 勇気のシルエット
15. Staring at You
<アンコール>
16. My Way
17. バカップルになりたい!
18. 明後日の方向へ走れ

第2部 Winds

SE. Hymn for Runners
01. グロウアップ・マイ・ハート
02. MICHI
03. メタモルフォーズ
04. 轟音
05. ミクロコスモス・マクロコスモス
06. 月並みファンタジー
07. Dark Face
08. STATEMENT
09. フロムレター
10. Over the rainbow
11. 雑踏の中で
12. Rain Makers!!
13. BAD GIRL
14. ハイ・カラー・ラッシュ
15. 明後日の方向へ走れ
<アンコール>
16. My Way
17. バカップルになりたい!
18. Staring at You

全文を表示

読者の反応

  • 4

J_ROCKNews @J_ROCKNews

アメフラっシ過去最大の挑戦を乗り越え、Zepp Hanedaに生み出した一体感 https://t.co/w2GyPWujrr

コメントを読む(4件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 AMEFURASSHI の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。