4月から放送されるテレビアニメ「東京リベンジャーズ」のエンディング主題歌「ここで息をして」でメジャーデビューを果たすeill。インディーズ最後のワンマンライブとなったWWW X公演にeillはサトウカツシロ(G /
バンドがステージで演奏する中、eillは舞台袖で歌声をフロアに聞かせてから登場。グルーヴィなサウンドの「踊らせないで」をポニーテールを揺らしながら気持ちよさそうに歌い、ライブをスタートさせた。「こんばんは! eillです! 今日は楽しんでいきましょう。よろしくね!」とハツラツと挨拶した彼女は、ダンサブルな「FUTURE WAVE」を披露。オーディエンスによるクラップのリズムに乗せて「HUSH」を艶っぽく歌い上げ、ドラムのパワフルなビートを全身で浴びながら「20」も熱唱した。
ワガママな女の子の気持ちをいたずらに歌う「Ma boy」、ロックアレンジに仕上げた切ないラブソング「Fly me 2」を披露したあとは、「Succubus」のリミックスバージョンと「Into your dream」をノンストップでパフォーマンス。特製の特攻服を羽織るとメジャーデビュー曲「ここで息をして」を初披露し、妖艶なサウンドに乗せてエネルギッシュな歌声を会場いっぱいに響かせた。
eillは次の曲のサビで踊ってもらいたいサイドステップを、宮田を巻き込んで観客にレクチャー。オーディエンスがサイドステップで体を揺らす中、eillは「FAKE LOVE/」を披露し、美しいファルセットで会場を満たす。ここでeillは4月9日にデジタルシングル「ここで息をして」でメジャーデビューを果たすことを改めてファンに報告。「素敵なチームの皆さんと一緒にeillらしい音楽を届けていきたいと思います! これからもよろしく!」と意気込みも添えた。
「夜の街をドライブしましょう」という呼びかけからeillは、「((FULLMOON))」「Night D」「この夜が明けるまで」と夜にまつわる楽曲を立て続けに歌唱。バラードナンバー「片っぽ」ではキーボードの弾き語りを披露し、切なく響くピアノの旋律に乗せてエモーショナルな歌声をオーディエンスに届けた。eillは「春からメジャーデビュー1年生です。初めてライブをした日が懐かしいね。あの頃は夢もなかった。前を向いて歩いていくうちにいろんなことに気付いて、今は誰かの心を私の声で照らしたいと本気で思ってる。そう思わせてくれたのはここにいるみんなです」と思いを語り、応援してくれるファンにエールを送る。そして「SPOTLIGHT」を思いを込めて歌いステージを降りた。
アンコールでは「special girl」と「2025」のどちらを披露してほしいか来場者にアンケートを取り、「special girl」をまず歌唱。続いて「リハーサルでやってないこと言うなよ(笑)」と愚痴をこぼす宮田に「ワンコーラスだけ!」とおねだりをして「2025」もワンコーラス歌った。そして最後にeillはインディーズデビュー曲「MAKUAKE」を披露。高らかにフェイクを決めると、メンバーとともにお辞儀をしてライブの幕を閉じた。
eill「eill the show 2021」2021年3月21日 WWW X セットリスト
01. 踊らせないで
02. FUTURE WAVE
03. HUSH
04. 20
05. Ma boy
06. Fly me 2
07. Succubus(Remix)
08. Into your dream
09. ここで息をして
10. FAKE LOVE/
11. ((FULLMOON))
12. Night D
13. この夜が明けるまで
14. 片っぽ
15. SPOTLIGHT
<アンコール>
16. special girl~2025
17. MAKUAKE
※記事初出時、内容に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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eill、メジャーデビュー前最後のワンマンライブで決意表明「誰かの心を私の声で照らしたい」 https://t.co/TSeI9liqMW