全国で公開中の映画「
「花束みたいな恋をした」は
全国映画動員ランキングにて6週連続で1位を獲得し、総観客動員数200万人を突破した「花束みたいな恋をした」。菅田は本作のヒットを受けて「こんなことになるとはという気持ちです。本当の大ヒットで呼んでもらうのってたぶん初めてで。『あまりにもヒットしすぎたし、なんかやらなきゃな』みたいなスタッフさんの姿を初めて観ました。いろんな人からいろんな連絡をいただきますし、みんなめっちゃ語ってくれるんですよ。
事前に募集した質問に菅田と土井が回答するコーナーでは、麦と絹が5年後どうなってるかいう質問に「うーん……どうなってるんでしょうねえ」と菅田が首をかしげる。MCから「もう一度くっつく可能性は?」と問われると「ないでしょうね」と間髪をいれず答えた。土井から「坂元さんと対談したときに、麦と絹の30代がどうなってるかわからないから僕も見てみたいという話をしたら、(坂元が)『30代はつらいことしかないからやっても楽しい映画にならないんじゃないか』と言ってて」というエピソードが飛び出すと、菅田が声を上げて笑った。続けて菅田は社会人の男性と遠距離恋愛をしている大学生の女性からの、「どうすれば今後も仲良しで居続けられると思いますか?」と恋愛相談が書かれた紙を引く。彼は真剣な表情で悩みつつ「信じるしかない気もするけど、なるべく会うことですよね。毎日じゃなくてもいいと思うんですけど、お互いの顔を見たり、お互いの言葉を聞いたり、お互いが生きている時間が交差すればいいんじゃないかなと」とアドバイスした。
場内が和やかなムードに包まれたところでAwesome City Clubが登場。PORINは「めったにない機会で、『Mステ』より緊張してます」と冗談めかして挨拶をした。atagi(Vo, G)は「勿忘」について「去年の8月頃に先行完成披露試写会でこの映画を観て、ものすごく感銘を受けまして。さっきのオカモトレイジくんの話じゃないですけど、もちろんすごい泣けたし、それ以上に割り切れない感情が渦巻いてしまいまして。どうにかこの気持ちを曲にできないかなというところから、『もしよければこの映画をテーマに曲を書かせていただきたい』とお願いして制作することになりました」と語った。そんな「花束みたいな恋をした」への思いが詰まったこの曲を、バンドはアコースティックセットで演奏。モリシー(G, Syn)が奏でるアコースティックギターの音色にatagiとPORINのハーモニーが重なり、場内はエモーショナルな雰囲気に包まれた。演奏後、菅田は「最高」と連呼し「ひさびさにライブを観れて感動しました。楽しかった」と顔をほころばせる。PORINは「すごい緊張したんですが、この曲を一番届けたかった方たちの前で歌うことができて本当に光栄でした」と笑顔を浮かべた。菅田は最後に「音楽も一緒に広がっていくというのがすごく理想的ですよね。坂元さんのオリジナル脚本ということもあるし、個人的に理想が詰まってる、夢が詰まってる映画だったなと思っております」と本作への思いを語った。「花束みたいな恋をした」は全国で公開中。
※記事初出時、人名表記に誤りがありました。お詫びして訂正します。
音楽ナタリー @natalie_mu
【会見レポート / イベントレポート】菅田将暉がOKAMOTO'Sレイジの「はな恋」感想明かす、オーサムの演奏には「最高」連呼(写真23枚)
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