ベッド・インのおマンパワー爆発！“桃の節句ス”おギグで元気びんびん物語

ベッド・インのおギグツアー「ベッド・イン東名阪ツアー2021 祝！おギグDVD発射記念～バブルは続くよ、どこまでも～」のファイナル公演が3月3日に東京・LIQUIDROOMで開催された。

2月にリリースされたおギグDVD「SPECIAL BUBBLE NIGHT 2020」を引っさげ、2月から3月にかけて東名阪を巡ったベッド・イン。今回はバックバンドであるパートタイムラバーズに、サポートドラマーとしてハードスパンキング・レルレ（#STDRUMS、ユージ・レルレ・カワグチ）を迎えてツアーを行った。

「LIFE DANCE～人生を踊れ！～」でご機嫌におギグの“膜”を開けたベッド・インは、序盤から「♂×♀×ポーカーゲーム」「『男』」といったアッパーチューンを次々と投下。性徒諸クン（ベッド・インのファンの呼称）たちは新型コロナウイルス感染対策のためマスク着用、発声禁止という状況ながら、景気よくジュリ扇を振っておギグを“マン喫”していた。

舐める派JAPAN（Key）の奏でるシンセがきらびやかなムードを演出する「悔しいくらい愛してたあなたにSAYONARA」、益子寺かおり（Vo）と中尊寺まい（Vo, G）が切ない歌声を重ね合わせる「CO・CO・RO グラデーション」など、ベッド・インはバラエティ豊かな楽曲群でおギグを進行していく。そんな中「GOLDの快感」披露後には、ソロ演奏を交えてパートタイムラバーズの面々を紹介。ここでレルレは“ハードスパンキング”という名を表すがごとく、激しいドラミングをお見舞いし、性徒諸クンに熱いモーションをぶっかけた。

昨年11月のワンマンで初披露されたばかりの新曲「GALAXY POLICE ～夜を飛び越えて～」では、まいとかおりがお立ち台に座って熱唱。性徒諸クンたちによって作られた歌詞、ラップを交えた複雑な曲展開ながら、2人は洗練されたステージングを繰り広げた。この曲を終えると、かおりはこの日がひな祭りであることにちなみ、「節句……セック……もう一文字言いたくなっちゃう」「おマラをあげましょ桃の花、なんつって！」と際どい発言を連発。生着替えだけでなく大胆なトークも挟むことで、フロアに“クンピ”色を補給した。

ベッド・イン流メタルナンバー「We Are "BED・IN"」で本編を締めくくり、熱い“マンコール”に応えてステージに戻ってくると、かおりは「大阪、名古屋、そして今日おギグをやらせてもらって、改めてやっぱりおギグがDAISUKI!って思った！ こんなご時世だからこそ、自分が本当にスキスキスーなことを好きだと思う気持ち、大事MANにしていきませんか？」「“心のお立ち台”、この愛おしい時間を、一緒に守り続けていきましょう！」と熱く語った。そしてベッド・インは、性徒諸クンから受け取った“おマンパワー”を爆発させるように、「SHOW ME POWER」「C調び～なす！」をハイテンションにプレイしてフィニッシュ。「お互い元気びんびん物語で過ごして、これからも心のジュリ扇を振っていきましょー！」と再会を誓い、ドリフの「盆回り」を歌いながらステージを“ドロン”した。

現在Streaming+では「ベッド・イン東名阪ツアー2021 祝！おギグDVD発射記念～バブルは続くよ、どこまでも～」ファイナル公演のアーカイブ映像を公開中。チケット購入者は3月10日23:59まで視聴できる。