南波志帆はじめての自主イベント大成功！第2回は“昭和の日”

2010年12月6日 20:42 60 2 音楽ナタリー編集部

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南波志帆の企画によるライブイベント「THE NANBA SHOW 相当衝撃的なスクールポップ!! ～代官山に隠れて～」が、昨日12月5日に東京・代官山UNITにて開催された。

17歳、高校2年生にして3時間のライブイベントを大成功に収めた南波志帆実行委員長。写真はステージの様子。

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「初めての主催イベントということで、衣装も……床屋さん風にしてみました！バーバー南波でお届けしました！」と、トークのゆるふわぶりも絶好調だった南波。

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写真はシングル「オーロラに隠れて」ジャケット。

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南波にとって初の自主企画となったこのイベント。彼女は「THE NANBA SHOW 実行委員長」として、イベントの趣旨説明や出演者紹介を盛り込んだパンフレットの作成や、開演・終演時の場内アナウンスなどを自ら担当し、イベント全体のムード作りに励んだ。

トップバッターを務めたHALCALIは「浪漫飛行」「ストロベリーチップス」「今夜はブギーバック」など10曲を披露。1曲目の「フワフワ・ブランニュー」は、サポートギタリスト木暮晋也（HICKSVILLE）の作曲によるファン人気の高いナンバーで、2004年の発表ながら意外にも「何気にライブでやるのは初めて（YUCALI）」。また、このあとDJで登場する西寺郷太（NONA REEVES）が作曲した「ZIG ZAG SATURDAY NIGHT」も大きな盛り上がりを見せた。

蝶ネクタイでおしゃれに決めたDJ西寺郷太は、マイケル・ジャクソンなど80'sヒットナンバーを中心とした選曲で会場のテンションを高めていく。HALCALIと南波どちらの楽曲も手がけている郷太は「志帆ちゃんもきっと僕が作った曲をやってくれるでしょう。まさかこの状況で僕の曲をセットリストから外すことはないと信じて待ってます！」と、陽気なトークとDJで文字どおりフロアをあたためた。

満を持して登場した南波は、まずインディーズデビュー作「はじめまして、私。」の冒頭を飾る楽曲「ストーリー」からスタート。バックを務めたのは小松シゲル（Dr/NONA REEVES）、渡辺シュンスケ（Key）、岩谷啓士郎（G）、須藤優（B/U&DESIGN）と、8月の初ワンマン「FANTASIC STORY」同様の勝手知ったるメンバーだ。

「イベントタイトルからハードルをガンッ！って上げてしまってるんですけど、今日は『冬の学園祭』みたいな楽しい雰囲気のライブができたらなと思って計画しました」とコンセプトを語った南波。12月1日にシングルリリースされた冬の新曲「オーロラに隠れて」は、この日がライブ初披露となった。なお、この曲は作詞をYUKI、作曲を堀込泰行（キリンジ）が担当している。

後半戦は、南波がアグレッシブに演奏するシンセサイザー「KAOSSILATOR」のうねるサウンドでさらに加熱。西寺郷太作詞・作曲の「それでも言えない YOU&I」などアップテンポなナンバーが続き、最後は「楽園にて」で締めくくられた。アンコールの声に応えてふたたびステージに現れた南波は、あらためて感謝の思いを伝え、さらにもう1曲「Bless You Girls!」を熱唱。およそ3時間におよんだ“冬の文化祭”は大成功のうちに幕を閉じた。

終演後のアナウンスでは、南波自身の声でイベント第2回の開催が決定したことが発表された。次回は2011年4月29日の“昭和の日”。今度はどのようなゲストとともに一夜限りのお祭りが繰り広げられるのか、今後のアナウンスを楽しみに。

なお、今週末12月11日からは、シングル「オーロラに隠れて」の発売記念イベントがスタート。タワーレコード梅田NU茶屋町店、京都駅前地下街ポルタ、タワーレコード新宿店、リバーウォーク北九州、キャナルシティ博多の計5会場での開催を予定している。また、12月18日には横浜ランドマークホールで行われるクリスマスイベントに畠山美由紀、birdとともに出演し、オープニングアクトを務める。