「カップラーメン・プログラム」は、さまざまな葛藤と闘いながら深夜に食べるカップラーメンをモチーフに、「たった1人の自分を愛してあげよう」という包容力溢れるメッセージが歌われる楽曲。児玉雨子が作詞を担当し、楽曲はヨーロッパ在住の作曲家であるT.L.S、JOE CHEN、Mike Macdermidの3名が書き下ろした。フィロソフィーのダンスとしては初の海外作家による楽曲で、最新のR&Bサウンドが大胆に取り入れられている。
配信リリースとともに、「カップラーメン・プログラム」のミュージックビデオもYouTubeで公開された。ZUMIが監督したMVは、どこか満たされない気持ちを抱えカップラーメンにお湯を注いだ4人の女たちの不思議な一夜を描いた作品で、現実と空想がクロスオーバーする不思議で魅力的な世界観が表現されている。MVについて、ZUMI監督は「メンバーが演じるのはメンバー自身を投影した人物で、僕がフィロのスに感じる個の素敵さ・強さが、ストーリーを通して伝わる映像になったと思います」と語っている。
児玉雨子 コメント
「カップラーメン・プログラム」の詞を書きました、作詞家の児玉雨子です。
フィロのスとは、メジャーデビューSgのc/w曲「なんで?」の詞を書かせてもらってからのご縁です。そのリリース時、勢い余ってアッチアチ檄文的コメントを寄せてしまい、しばらく恥ずかしさに身悶えていました。まさかまたこうしてご一緒できることになり、また照れくさくてハートアッチアチです。
ところで、スパゲッティ・プログラムというものをご存知でしょうか。
プログラミングで使われる言葉で、ロジックがぐちゃぐちゃに絡まり、第三者が読み解くことができない状態のソースコードを指します。
そのことを知った直後、偶然、この曲の意見出しでメンバーからカップラーメンの話が出てきました。同じ麺類でも、スパゲッティが茹で上がる時間を待ったり、具を用意することすら疲れてしまったり。そもそもどうしてこんなに絡まっているのか、自分でもわからない。そんなわたしたちはスパゲッティというより、カップラーメン・プログラムみたい。
この乾いた心を、フィロのスがアッチアチに戻してくれるイメージで書きました。ぜひお腹いっぱいになるまで聴いてください。
ZUMI コメント
カップラーメン・プログラムのMVでは「個の輝き」をテーマにしました。
このMVに登場するのは、満たされない気持ちの穴埋めにと即席カップ麺に手を伸ばした4人の女性たち。嫉妬やコンプレックス、あるいは言葉にできない感情を抱いたり、ネガティブな思考が頭の中で絡まってしまったり…。そんなシチュエーションをフィロのスのメンバーに演じてもらいました。
交わるはずのない4人が同時刻にカップ麺を待つ3分という時間で見る空想世界でクロスオーバーし、新たな自分に気づきます。
メンバーが演じるのはメンバー自身を投影した人物で(持参アイテムを持ち寄ってもらい部屋に置かせてもらっていたりして)、僕がフィロのスに感じる個の素敵さ・強さが、ストーリーを通して伝わる映像になったと思います。
迷いとか弱さっていうのは誰しもが持っていて、そんな気持ちに寄り添ってくれるようなMVになったらいいなと思います。
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フィロソフィーのダンス“深夜のカップラーメン”歌う新作をリリース、MVにはお湯注ぐ4人の女 https://t.co/aJqGZcU56S