「オルタネート」は「小説新潮」に連載された作品で、高校生限定のマッチングアプリ“オルタネート”を巡る3人の高校生の物語が描かれている。昨年12月には「第164回直木賞」にもノミネートされ、1月5日時点での部数は累計10万部に達した。
「本屋大賞」は「売り場からベストセラーをつくる」というコンセプトのもと、全国の書店員の投票のみで選ばれる賞。今回は「オルタネート」のほか、「第164回芥川賞」受賞作の宇佐見りん「推し、燃ゆ」など合計10作品がノミネートされている。初の「本屋大賞」ノミネートを受け、加藤は「本賞に選ばれたこと、すなわち書店員の方々に選んで頂いたことが何よりも嬉しく、また新たなモチベーションが生まれたと感じております」とコメント。大賞作品は4月上旬に発表される。
加藤シゲアキ コメント
直木賞に続いて本屋大賞にノミネートされたこと、心から光栄に思います。
ここまで作家活動を続けてこられたのは、書店員の方の応援のおかげでもあると常々思っておりますし、その原動力もデビュー作で書店周りをした際にとある書店員の方から言われた「書き続けてください」という言葉であります。
ですので本賞に選ばれたこと、すなわち書店員の方々に選んで頂いたことが何よりも嬉しく、また新たなモチベーションが生まれたと感じております。
J_ROCKNews @J_ROCKNews
加藤シゲアキ「オルタネート」本屋大賞候補作に「新たなモチベーションが生まれた」 https://t.co/orxr4vjyQs