このイベントは新型コロナウイルス感染拡大の影響により多くの地域で成人式の開催が中止となる中、新成人を応援することを目的として開催されたもの。新成人の代表として俳優の
一問一答のコーナーで「人の評価を気にするほう?」と問われたAwichは、他人の評価について「モチベーションにしてもゴールにはしない。人を喜ばせようと思って行動するけれど期待する結果が出なくても落ち込んだり、やめたりはしない」という自身の心がけを示し、「遠くから全体を眺めてみること」が評価を気にしない秘訣だと語った。彼女は幼い頃からリリックや日記を書き、自身の思いを言葉にして読むことで、全体を俯瞰することができるようになったのだという。また世の中の常識やルールと戦いながら生きてきたという彼女は、そうしたものは虚構であり、所詮は作られたものだという考えを述べ、「答えなんてどこにもないし、絶対的なものはないので、まっさらな気持ちで覚悟を決めて自分のやりたいことをやる。それだけだと思います」と新成人や視聴者にメッセージを送った。
イベント後、音楽ナタリーではAwichに個別取材を行った。デビュー作をリリースした20歳の頃から現在までにどのような変化があったか尋ねると、彼女は「不安を隠すために強がるようなことがなくなったし、自分の弱いところもいいじゃんって言えるようになりました。そしたら他人の意見も反発せずに受け入れて吸収できるようになった」とコメント。また昔は“自分らしさ”に固執していたというAwichは、「核となる自分、何とも融合していない自分なんてものは存在しないし、今日の自分と明日の自分でも違うものなのに、20歳の“自分らしさ”なんて守ってどうすんねんって今は思うんですよ。それがわかるようになったからこそ、いろんなことに挑戦できるようになった」と変化を語りつつ、過去の自分について「それっぽいことを歌っているけど、わかってないんですよね。でも、それでいいし、『いい曲だな』って言ってやりたい」と笑った。
夫との死別後、音楽活動を再開したAwichだが、「お前誰?」と連呼する代表曲の1つ「WHORU? feat.
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Awichが語る20歳の思い出や新成人へのメッセージ、全体を俯瞰で見ることが大事 https://t.co/czVuUF5HMA