アルバート・アイラー没後40周年企画として、ONJT+(
これまでONJE(アンサンブル)、ONJQ(クンテット)、ONJO(オーケストラ)と続いてきた大友良英のニュージャズプロジェクト。2008年夏よりONJTとして大友(G)、水谷浩章(B)、芳垣安洋(Dr)というトリオ編成で演奏するようになり、今回のアルバムでは「+」としてSachiko Mとジム・オルークが一部加わっている。
オーネット・コールマンの「Lonely Woman」は1959年に発表された「ジャズ来るべきもの」の冒頭を飾る楽曲。非常に印象的なメロディで多くのジャズメンに愛され、大友も好んで演奏し続けている。ONJT+のアルバム「Lonely Woman」では、クインテット、トリオ、ギターソロの3種類のフォーマットで演奏された、それぞれ表情の異なるこの曲を6種類収録。五所純子と大友によるライナーノーツも読むことができる。
1964年にESPから発表されたアルバート・アイラーの「Bells」は、1曲がアナログの片面のみに収録された特殊な作品。ONJT+の「Bells」にはクインテットとトリオによる音源が収録される。ONJT+のマッチョな部分が強調されたノイジーな演奏と牧歌的なフレーズのコントラストが味わい深い逸品。こちらのライナーノーツは
本日11月25日は、1970年にアルバート・アイラーの変死体がニューヨークのイーストリバーで発見された日。今回の企画はフリージャズの誕生と死を象徴する2人の偉大なアーティストを、ONJT+が現代の解釈とサウンドで蘇生させる試みと言える。
「Lonely Woman」収録曲
01. Lonely Woman(quintet / 14:16)
02. Lonely Woman(guitar solo / 4:22)
03. Lonely Woman(trio / 10:26)
04. Lonely Woman(trio / 4:19)
05. Lonely Woman(guitar solo / 3:41)
06. Lonely Woman(quintet / 11:05)
「Bells」収録曲
01. Bells(quintet / 17:41)
02. Bells(trio / 14:16)
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- doubtmusic
- 大友良英のJAMJAM日記
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音楽ナタリー @natalie_mu
大友良英トリオがフリージャズの偉人2名を現代解釈で蘇生 http://natalie.mu/music/news/41127