UNISON SQUARE GARDEN最新アルバム再現配信ライブでカウントダウン、2021年のライブ予定も発表

8

3683

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 728 2931
  • 24 シェア

UNISON SQUARE GARDENの配信カウントダウンライブ「USG 2020『LIVE (in the) HOUSE -Count Down Style-』」が、12月31日に配信された。

UNISON SQUARE GARDEN「USG 2020『LIVE (in the) HOUSE -Count Down Style-』」の様子。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

UNISON SQUARE GARDEN「USG 2020『LIVE (in the) HOUSE -Count Down Style-』」の様子。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

大きなサイズで見る(全10件)

2020年7月から9月に3カ月連続で生配信ライブを行い、10月からは有観客の着席限定ツアー「USG 2020 "LIVE (on the) SEAT"」を開催したユニゾン。今回のライブは2020年の彼らの活動の集大成として、最新アルバム「Patrick Vegee」の全曲披露という企画やトークコーナーも交えて、事前収録形式で行われた。

配信は大みそかをひさびさに生のカウントダウンライブではない形で過ごすことになった3人のインタビュー映像からスタート。3人は大みそかをどう迎えるか、そして「Patrick Vegee」全曲演奏に対する意気込みをそれぞれの言葉で語った。画面が切り替わると、普段のライブと同じようにスタジオにスタンバイした3人の姿が映し出されてライブパートがスタート。最初に披露されたのは「Patrick Vegee」から「Hatch I need」そして「マーメイドスキャンダラス」。3人はアルバムと同様に切れ目なく、タイトな演奏を繰り広げていく。「スロウカーヴは打てない(that made me crazy)」から「Catch up, latency」へのつなぎもアルバム通りに華麗に奏で、美しいメロディラインでファンを魅了した。

UNISON SQUARE GARDEN「USG 2020『LIVE (in the) HOUSE -Count Down Style-』」の様子。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

UNISON SQUARE GARDEN「USG 2020『LIVE (in the) HOUSE -Count Down Style-』」の様子。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])[拡大]

小休止に続き、赤いライトに照らされながら「摂食ビジランテ」を披露。鬼気迫るパフォーマンスで視聴者を圧倒したあとは「夏影テールライト」を涼やかに届けた。その後も「Patrick Vegee」の楽曲が収録順に次々と演奏される。3人のスリリングなプレイが印象的な「Phantom Joke」「世界はファンシー」を連投し、7月生配信ライブ時初披露となった柔らかなイントロから壮大に展開していく「弥生町ロンリープラネット」を聴かせ「春が来てぼくら」へとつなげた。「Simple Simple Anecdote」の軽快なリズムで視聴者を楽しませ、アルバムの最後を飾る「101回目のプロローグ」へ。激動の2020年の終わりにふさわしいこの曲で、ライブパートの前半が締めくくられた。

その後はメンバー3人によるトークパートに突入。斎藤宏介(Vo, G)は「Patrick Vegee」の全曲演奏という今回の試みを「大変だった。あんなに練習したのに『101回目』の歌い出し間違えた……」と振り返り、田淵智也(B)も「客いないし、もうちょっと冷静にできると思ったけど全然そんなことなかったね」と手応えを明かしていた。

3人は7月から9月にかけて3カ月連続で行った生配信ライブ、そして10月から開催した全国ツアー「USG 2020 "LIVE (on the) SEAT"」について語り合い、7月の生配信ライブの演奏曲を決定するために行ったリクエスト投票の結果を改めて紹介。これまで未公開だった31位から70位の楽曲リストが初披露されると、鈴木貴雄(Dr)は「セットリストにドヤ顔で組み込んでる曲の順位が意外と低い」と指摘。「俺ら空回りしてるかもよ?(笑)」と笑った。さらにこの投票でワースト10に入った曲の発表に移ると、ほとんどの曲を作曲している田淵は「止めようよ! かわいそうだよ」と絶叫。鈴木が楽曲リストのパネルのシールをめくり、曲タイトルが現れるたびに3人は「えー!」「嘘でしょ、いい曲じゃん!」とショックを受けていた。

UNISON SQUARE GARDEN「USG 2020『LIVE (in the) HOUSE -Count Down Style-』」の様子。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

UNISON SQUARE GARDEN「USG 2020『LIVE (in the) HOUSE -Count Down Style-』」の様子。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])[拡大]

トークコーナーが終わると再びスタジオライブへ。最初は直前のワースト10企画で2位に入った温かみのあるバラード「光のどけき春の日に」を演奏し、順位とは裏腹な楽曲の魅力を改めてファンにアピールする。さらに「リニアブルーを聴きながら」を疾走感たっぷりに披露したあとは「ピストルギャラクシー」のトリッキーなサウンドを届ける。年末のライブではおなじみの「ワールドワイド・スーパーガール」に続き、最後は「天国と地獄」そして「センチメンタルピリオド」の高揚感に満ちたサウンドが届けられた。

1月1日0:00ちょうどに3人の演奏が終わると、配信画面では2月からの全国ツアー「Normal」に続き、2012年リリースのライブDVD「Spring Spring Spring」の再現ツアーを4月に開催すること、秋には「Patrick Vegee」のアルバムツアーを行うことを発表。年明けを3人とともに迎えたファンを喜ばせた。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全10件)

UNISON SQUARE GARDEN「USG 2020『LIVE (in the) HOUSE -Count Down Style-』」2020年12月31日 セットリスト

01. Hatch I need
02. マーメイドスキャンダラス
03. スロウカーヴは打てない(that made me crazy)
04. Catch up, latency
05. 摂食ビジランテ
06. 夏影テールライト
07. Phantom Joke
08. 世界はファンシー
09. 弥生町ロンリープラネット
10. 春が来てぼくら
11. Simple Simple Anecdote
12. 101回目のプロローグ
13. 光のどけき春の日に
14. リニアブルーを聴きながら
15. ピストルギャラクシー
16. ワールドワイド・スーパーガール
17. 天国と地獄
18. センチメンタルピリオド

全文を表示

読者の反応

  • 8

J_ROCKNews @J_ROCKNews

UNISON SQUARE GARDEN最新アルバム再現配信ライブでカウントダウン、2021年のライブ予定も発表 https://t.co/kbpjQjgAKv

コメントを読む(8件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。