アメリカのオルタナティブポップバンド、DEERHOOFが通算10作目のフルアルバムとなる「Deerhoof vs. Evil」を2010年1月6日にリリース。これに先駆けて12月22日に、
古巣のKill Rock StarsからPolyvinyl Recordsに移籍しての第1弾アルバムとなる「Deerhoof vs. Evil」。豊富な音楽的アイデアをちりばめた構築性と、親しみやすいメロディセンスを両立し、トム・ヨークも絶賛した2007年作品「Friend Opportunity」の楽曲にも通じるポップでラディカルなサウンドに仕上がっている。
この作品には、今年の来日公演でも披露されていた「Let's Dance The Jet」など全12曲が収録。「Let's Dance The Jet」はギリシャの作曲家ミキス・テオドラキスが制作したマイケル・カコヤニス監督作「魚が出てきた日」の映画音楽をカバーしたもので、この曲以外はすべてオリジナル曲。アルバムのレコーディングはスタジオを使用せず、バンドの練習スペースなどで行われた。
ワンコインシングルにはトクマルシューゴとイルリメによるリミックスのほか、「Behold a Marvel in the Darkness」と「Hey I Can」のアルバムバージョンや、ATPレーベルから発売予定のアナログ7inchシングル(タイトル未定)のB面曲「Hitchcock」を収録。アルバムとあわせてこちらもチェックしておこう。
なおDEERHOOFのサトミは、ドラマー姫野さやか(
リンク
- Deerhoof vs. Evil | Global Album Leak
- ディアフーフ(DEERHOOF) - アーティスト情報 - ブルースインターアクションズ
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音楽ナタリー @natalie_mu
DEERHOOF先行シングルにトクマル、イルリメのリミックス http://natalie.mu/music/news/40966