スガシカオ2度目のロンドン公演大成功！東“英”阪ツアー開始

2010年11月16日 11:36 75 1 音楽ナタリー編集部

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スガシカオが日本時間の11月14日、ロンドンのO2 Academy Islingtonにて、ライブハウスツアー「Suga Shikao JAPAN-UK circuit 2010」の初日となるロンドン公演を行った。

人気曲「午後のパレード」では「世界中のクエスチョン・マーク賑やかな夏の午後のパレード」という歌詞が「Question marks around the world. A noisy postmeridian parade in summer」という英訳字幕で紹介された。

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ロンドン公演にあわせ、イギリスとアメリカのiTunes Store、amazonでは最新アルバム「FUNKASTiC」（写真）および「FUNKAHOLiC」「PARADE」の楽曲配信がスタートした。

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スガにとって2度目のロンドン公演となった今回のライブ。今年5月にリリースされた最新アルバム「FUNKASTiC」のタイトルは、昨年のロンドン公演直後にオーディエンスから掛けられた「ファンタスティック!! なライブだった」という賛辞に由来するもの。大きな期待をかけられた今回のライブは、開演前から入場を待つ長蛇の列ができるほどの盛り上がりで、地元のオーディエンスはもちろん、日本からのファンも駆けつけた。

白いTシャツに黒のベスト、黒いアコースティックギターというシンプルないでたちでステージに登場したスガは、新旧のアルバムから選りすぐりのファンキーなナンバーを立て続けに披露。会場を徐々にヒートアップさせた。

なお、昨年のライブでは「イギリスのファンに日本でのスガシカオのライブをありのままに届けよう」というコンセプトのもと、英語でのMCや歌詞の英語訳などを一切せず日本語でトライしたが、今回は日本語のわからないオーディエンスにも楽曲の世界感を伝えるべく、スガ本人のアイディアでステージ両サイドにLEDディスプレイを設置。「黄金の月」「午後のパレード」といった人気曲の歌詞を英訳してロールテロップで表示した。また、MCもすべて英語で話し、地元のファンに、憧れの地ロンドンでライブを行う喜びを伝えた。

ライブ中盤では、ベースとドラムのみをバックに、よりグルーヴ感を強調した3ピース編成での演奏に挑戦。後半戦も彼の真骨頂であるファンクサウンドをたたみかけ、ラストの1曲を終えてステージを去っても、拍手と足踏みという海外スタイルのアンコールが会場中に鳴り響く盛況ぶり。ロンドン、東京、大阪と続く日英ライブサーキットは最高のスタートを切った。

「Suga Shikao JAPAN-UK circuit 2010」東京公演は来週11月22日にZepp Tokyo、11月25日にZepp Osakaにて開催。また、年末12月29日には大型フェスティバル「COUNTDOWN JAPAN 10/11」に出演する。