「紅白」会見で初出場10組が意気込み、SixTONESは「ジャニーさんにもお伝えしたい」

本日11月16日に東京・NHK放送センター101スタジオにて「第71回NHK紅白歌合戦」の出場者発表会見が行われた。

本日の発表で紅組20組、白組21組、企画コーナー1組の合計42組の出演が発表された。42組の中で初出場は紅組の櫻坂46、JUJU、東京事変、NiziU、BABYMETAL、milet、白組の瑛人、SixTONES、Snow Man、企画コーナーのGReeeeNの計10組で、会見にはこのうち8組が登壇した。

Snow Manは「今年デビューさせていただいて、まさかその年に『紅白歌合戦』に出場できる日が来るとは本当に思っていなかったので、素直にうれしい気持ちと、ビックリした気持ちです。出させてもらうからには自分たちなりのパフォーマンスで、たくさんの人にエールを届けたい」とコメント。SixTONESは「一番伝えたいのは、ファンの皆様にありがとうございますということと、あとジャニーさんにもありがとうございますとお伝えしたい」「最強のSixTONESを見せられたらと思っています」と紅白初出場への意気込みを明かした。

「2020年は本当に新しい挑戦がいっぱいあった」と話すNiziUは「紅白初出場ということで、本当に今とても緊張していますが、私たちの姿が勇気を与え、そしてまた、私たちのパフォーマンス1つひとつが見てくださっている皆様の心に響くといいなと思っています。一生懸命がんばります」と語った。「今年はどんな1年だった？」と問われた瑛人は「ドッキリみたいな。今もここを歩いたら落とし穴があるんじゃないか、みたいな気持ちでいます」と返し、「今から12月のことを考えると、ちょっとワクワクしちゃうんですけど、そのワクワクをいい感じに整えていきたい」と笑顔で口にした。JUJUは周りの出演者を見渡しながら「本当にフレッシュな顔ぶれの中で、まったくフレッシュじゃない私がここにいることに場違い感がある」と恐縮しながらも「微力ながら皆さんに何か伝えられる歌が歌えたらいいなと思って、大みそかの本番はがんばりたい」とコメントした。

BABYMETALは「メタルというジャンルの“強い音楽”をやっているので、こんなときだからこそ、メタルの力で皆さんに笑顔だったり勇気だったり、そんなエールを送れるようなパフォーマンスができたら」と気合十分。欅坂46からの改名後初の出場となる櫻坂46は「まさか出場させていただけるとは思わなかったので、とても驚きました。うれしい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。いつも応援してくださる皆様や『紅白歌合戦』で初めて櫻坂46をご覧いただく皆様にも、櫻坂らしさあふれる素敵なパフォーマンスをお届けできるよう、精一杯がんばりたい」と語った。miletは「私はまだデビューして日も浅く、新人なのですが、そんな私が『紅白歌合戦』という大きな舞台に立って歌わせていただけることを、本当に恐縮に思いますし、同時にとてもうれしく思います。心から心へ届く歌を歌えるよう、感謝の気持ちと愛を込めて、精一杯歌わせていただきたい」と、自身の思いを話した。

なお会見に参加できなかった東京事変とGReeeeNはコメントを寄せ、東京事変は「あらゆる約束が悉く反故になった今年、お疲れのかたも多くおられるでしょう。大晦日くらい、ひとつごゆるりと半笑いでお寛ぎいただけるような演目をご用意したいきもちでおりますが、果たして・・どうなりますことやら」と含みを持たせたコメントで期待感を煽った。GReeeeNのHIDEは2021年で東日本大震災から10年が経つことに触れ「来年は東日本大震災から10年を迎え、福島で結成した僕たちとしては、このような年の紅白に出演できることを感慨深く思っております。来年は、この長い夜が明けて美しい朝が迎えられるように、僕たちは音楽でエールを届けていきたいと思います」と、前向きなコメントを寄せた。