本日11月8日に東京都内で行われた雑誌「anan」によるアワード「ananAWARD」の授賞式に、
「ananAWARD」は「anan」の創刊50周年を記念して設立されたアワードで、“時代を象徴する人、モノ、コト”を「時代の顔」として表彰する。松任谷は「偉大なエンタテインメントカルチャーのスター」として林真理子と共に「ananAWARD 50th」大賞を、SixTONESとSnow Manは2020年に「anan」の表紙を多く飾り話題になったことから「2020年、最高で最大に話題となったスター」として「ananAWARD 2020」大賞を受賞。また創刊に大きな影響を与えた人物として、黒柳徹子が特別賞を受賞した。
ステージで金色のパンダのトロフィーを受け取った松任谷は、歴代の「anan」の撮影について「毎回新しい出会いがあります。『今回はどんなスタイリストさんかしら』とか『せっかくだから私も冒険してみよう』とか、わくわくしながら出かけていました」と振り返り、「anan」という雑誌の持つ本質を「パイオニア精神、フットワークの軽さとエネルギーに満ちあふれている」と評す。さらに「この姿勢をずっと貫いてほしいです。社会現象を起こすような特集の号は内容を見なくても表紙が“発光”している。そのオーラを追求してほしい」と今後への期待を語った。また12月1日にリリースされる自身のニューアルバム「深海の街」について尋ねられると、「ほぼ全編が自宅でのレコーディングです。キャリア48年になりますが、この期に及んでなお音楽的な成長や新しい歌詞の世界を追求するというエネルギーを感じてもらえたらうれしいです」とアピールした。
続くジェシーと田中、岩本とラウールは会場横の入口から登場し、フォトシューティングさながらにカメラマンのフラッシュを浴びながらステージへ。場内のスクリーンに撮影したばかりの写真が映し出されると、田中は自身の表情に「まだ若干緊張してますね」と苦笑いし、ジェシーから「でもそれがまたかわいいですね(笑)」とフォローされる。ラウールは空を見つめる自分自身の姿に「どこ見てるんですか僕(笑)。堂々としてたつもりなんですけど」と驚き、岩本は「撮っていただいたものがすぐ見られる時代なんですね!」と感心した。
SixTONESとSnow Manはそれぞれ過去3回ずつ「anan」の表紙を飾り、CDデビュー日の今年1月22日発売号では2組合同で表紙を務めている。田中はデビュー前の2019年3月に初めて表紙に登場した当時を振り返り「ジャニーズJr.の僕たちが表紙ということで不安もありましたが、重版になったと聞いて一安心して。僕たちがさらにがんばろうと決意を固めて勢いが加速するきっかけになりました」と語った。また岩本も「自分たちの知らない自分たちを引き出していただいていて、『このメンバーってこんな表情をするんだ』という新たな発見があります」と、「anan」の撮影の意義を明かした。
授賞式終了後の取材で「話題となったスター」として選ばれたことにちなみ「自分の中のスター」を尋ねられると、岩本は「父親です。僕がやりたいことをやらせてくれて、自分の人生を僕のために注いでくれた」と答える。するとジェシーが「そんな父親が今日会場に来てくれているんだよね?」とボケてみせ、岩本から「来てねえよ!(笑)」とツッコまれていた。一方、田中は「(ジャニーズの)先輩たちはずっとスターですけど、願望も込みで僕たち6人がスターだと思いたい。全員が違った輝きを放つスターでいたいです」と熱く語った。
時代のトレンドに沿い続ける「anan」に関連し、今それぞれが気になっているトレンドについて聞かれたラウールは「なんだろう……『うんこ漢字ドリル』とかですかね?(笑)あれでお勉強してます」と現役高校生らしい回答で和ませる。田中は「つい最近“あげぽよ”を知ったくらい流行語には疎いんですが(笑)、音楽やパフォーマンスのトレンドには敏感でいたいです」と答えた。最後にメッセージを求められると、ジェシーは「自分たちは心配性で、いい意味で期待しないところもあるんだけど、僕ら6人を見たときに『なんかこいつらほっとけないな』と思われる存在になりたい」、岩本は「うちの渡辺(翔太)もソロで表紙を飾らせていただいたり、ありがたい機会をananさんにいただいています。『ananAWARD』の次の機会にもまたSnow Manが出られれば」と、今後への意気込みを明かした。
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SixTONES、Snow Man、松任谷由実が「ananAWARD」で“時代の顔”に https://t.co/7aKnnfCO0c