DRMフリーMP3が1100万曲以上！Amazon MP3日本で開始

本日11月9日、オンラインショッピングサイトAmazon.co.jpに新しいストア「Amazon MP3」がオープンした。

Amazon MP3では1100万曲以上の楽曲がラインナップされており、ジャンルもJ-POP、ポップス、ロックからクラシック、サウンドトラック、アニメ・ゲームまで多岐にカバー。本日より配信が開始されたのは、EMI MusicおよびP-VINEレーベル所属のアーティストと、バウンディ、オーチャード、ホステス、IODAといった流通会社に販売を委託しているアーティスト。国内勢では宇多田ヒカル、矢沢永吉、椎名林檎、坂本冬美、クレイジーケンバンドらが、海外勢ではジョン・レノン、サラ・ブライトマン、ノラ・ジョーンズ、RADIOHEAD、COLDPLAYらが名を連ねている。またアマゾンジャパン社では、各レコード会社およびレーベルと作品の取り扱い交渉を続けており、契約が締結でき次第、随時新しい販売アイテムが追加される。

価格は1曲単位で100円から。アルバムの中心価格帯は1000円～2999円となっている。またストアオープンを記念して、本日より無料ダウンロード＆スペシャルプライス販売を実施中。興味のある人はサイトにアクセスしてみよう。

Amazon MP3は米国Amazon.comにて2007年9月にスタートした音楽配信サービスで、配信データは256kbpsのMP3に統一。DRM（Digital Rights Management：デジタル著作権管理）フリーのため、個人利用の範囲内でのファイルのコピー回数に制限がなく、ユーザーは好きなプレイヤーに音楽ファイルをコピーして楽しめる。アメリカやヨーロッパを中心に人気を集め、米調査会社NPD Groupによる2010年第1四半期のアメリカ音楽市場調査では、Appleがトップ、Amazonと米ウォルマートが同列2位を獲得した。