Negicco Nao☆、全国のファンに自由奔放なステージ届けた「gift songs」リリースライブ

NegiccoのNao☆が10月18日に配信ライブ「『gift songs』リリース記念オンラインライブ『from me to you～gift songs～』」を開催した。

4月に2ndソロシングル「ベスト☆フレンド」をリリースし、10月には初のミニアルバム「gift songs」を発表するなど、今年はNegiccoと並行してソロ活動にも力を入れているNao☆。彼女はこの日、バンドメンバーにsugarbeans（Key）、設楽博臣（G）、鹿島達也（B）、岡本啓佑（Dr / 黒猫チェルシー）を従えて、約1時間半のパフォーマンスを繰り広げた。

Nao☆は「『gift songs』リリースライブ、みんな楽しんでいきましょう！」と挨拶すると、SCOOBIE DOがサウンドプロデュースを手がけた「ベスト☆フレンド」でライブをスタートさせた。曲中に「みんな行くぞ！」と画面越しのファンに呼びかけるなど、序盤からハイテンションなステージを展開。続いてNegiccoの「フェスティバルで会いましょう」を歌い出し、透き通った歌声を会場に響かせた。Nao☆はバンドメンバーとの和気あいあいとしたやり取りを挟みつつ、今年6月に入籍を発表をしたMeguについて語り始める。「ぽんちゃ（Meguの愛称）とは、Negiccoの前から数えると20年近く一緒にいるんですよ。スクールで初めて会ったのもぽんちゃで、『この楽しそうな子がいなかったら私やっていけないかも』と思っていたので出会えてよかった」「それに3人でNegiccoとしてやってきて、つらいことや苦しいこともいっぱいあったけど、2人に幸せになってほしいなと思っていて。私とかえぽ（Kaedeの愛称）はぽんちゃにそう思っているし、私とぽんちゃはかえぽにそう思っているので、その気持ちを込めて歌詞を書かせていただきました」と述べて、「向日葵の歌」を情感たっぷりに歌い上げた。

Nao☆は中盤にシャムキャッツ提供のNegiccoナンバー「She's Gone」、「gift songs」からChocolat & Akitoが作詞作曲およびプロデュース、鈴木正人（LITTLE CREATURES）が編曲を手がけたミディアムチューン「なんとかなる」の2曲を披露。パフォーマンスを終えると「なんとかなる」について、「（コロナ禍の影響で）今年の2月くらいから皆さんの前でライブができていないけど、ショコラさんが『いろいろあるけど、光に向かって歩き出せるように作った曲』とおっしゃっていたので前を向きたいと思ったときはこの曲を聴いてほしいです」と話した。そして敬愛する坂本真綾が作詞を手がけたNegiccoの「私へ」をパフォーマンスし、「真綾さんに作詞していただいた『私へ』をご自身のアルバム（坂本が4月にリリースしたデビュー25年記念アルバム『シングルコレクション＋ アチコチ』）の最後の曲に持ってきてくれたことはNegiccoとしてもうれしいこと」と、坂本への愛を語った。

ライブが終盤に差しかかると、Nao☆が突然「もう終盤戦なんですよ！ えー！ おーっ！」と一言。反応できないバンドメンバーに「これ、“新潟県住みます芸人”の山脇充さんのネタなんです。一緒にやってくれますか？」と催促したり、芦田愛菜のモノマネをしたり、「鬼滅の刃」を元にしたネタを披露したりと自由奔放なMCで視聴者の笑いを誘った。チャット欄にピースフルなコメントが流れる中、NAO☆はNegicco「ともだちがいない！」でライブを再開させたのち、the band apartがプロデュースを手がけたダンサブルな「射抜け！Midnight」、自ら作詞したポップナンバー「菜の花」を軽やかに歌唱。最後は「恋をしたらキッチンテーブル」を歌いながらステージを動き回ったり、飛び跳ねたりと元気いっぱいのパフォーマンスを届けてステージをあとにした。

配信ライブのチケットは10月24日21:00までZAIKOで販売されており、購入者は同日23:59までアーカイブを視聴できる。またNegiccoは11月7日に配信ライブ「葱園ダンスホール～踊りと音楽～」を開催する。視聴チケットはZAIKOにて販売中。