鬼束ちひろ、近年発掘された弾き語りデモなどをベースにした3年9カ月ぶりの新作アルバム発売

今年でデビュー20周年を迎えた鬼束ちひろが、11月25日にニューアルバム「HYSTERIA」をリリースする。

鬼束ちひろがアルバムをリリースするのは、2017年2月発表の「シンドローム」以来およそ3年9カ月ぶりとなる。「HYSTERIA」には近年発掘された鬼束のデビュー前後の弾き語りのデモテープや、当時書き溜めていながらも形にならなかった楽曲から、厳選されたメロディに彼女が新たに歌詞を乗せた全10曲を収録。本来歌詞とメロディを同時に作っていく鬼束の作風とは異なるアプローチで制作された。

今作は通常盤、初回限定盤、プレミアム・コレクターズ・エディション盤、完全受注生産盤の4形態で販売される。初回限定盤には9月18日に実施された配信ライブ「鬼束ちひろ Streaming Concert『SUBURBIA』」の模様を"Streaming Version"として編集したDVDが付属する。プレミアム・コレクターズ・エディション盤はSHM-CD仕様で、「SUBURBIA」の模様を"Director's Cut Version"として編集したBlu-rayと48ページのフォトブックを同梱。完全受注生産盤はプレミアム・コレクターズ・エディション盤の内容に加えて、鬼束がデザインしたオリジナルTシャツが付属する。

また11月3日には、東京都内にて「HYSTERIA」の先行視聴会の開催が決定。イベントは1日に全3回実施され、各回20名の計60名が抽選で無料招待される。イベントの参加申し込みは、10月18日23:59まで専用応募フォームにて受け付けている。

さらに鬼束は11月に東京、大阪でツアー「UNHESITATE」を開催。両公演共に新型コロナウイルス感染防止のため、会場の動員数をキャパシティの半分に抑えて行われる。チケット情報は、鬼束のオフィシャルサイトにて確認を。