「ヴィレヴァン!」はヴィレッジヴァンガードを舞台に、そこで働く個性豊かなバイトスタッフの日常を描いた青春ドラマ。第1弾が昨年5月からメ~テレで放送されると、深夜帯にもかかわらず愛知・名古屋を中心としたサブカル好きから注目を集めた。その映画版となる今作には、
神はサイコロを振らないが映画の主題歌を担当するのは今回が初となる。柳田周作(Vo)は主題歌についての情報が発表前にもかかわらず、ファンにいち早く「目蓋」を聴かせたいという思いから自身のSNSに弾き語り動画を投稿。この件について「フライングで投稿してしまってギターの吉田に突っ込まれた時は、『歌は誰にも奪えないんだよ、吉田くん』と虚勢を張りましたが、解禁日を間違えただけです。ユニ◯バーサルの皆さん、すんません」とコメントしている。また主演の岡山は「こんなにも優しくて色っぽいバラード曲が主題歌とは! まさかの組み合わせ! この楽曲がヴィレヴァン!の世界観と如何に溶け合うのか。新しいヴィレヴァン!の爆誕を確信しております」と、ひと足先に本楽曲を視聴した感想を述べている。
YouTubeでは「目蓋」を使用した映画の予告編を公開中。
柳田周作(Vo) コメント
代わり映えもしない日々と等間隔にやってくる憂鬱の波を突きつけるように、時計の音が一定のリズムを保ったまま仄暗い部屋の片隅から微かに聞こえてくる。無理やり閉じた目蓋の内側では今夜も寝かせまいと、焼きついたブルーライトの残党達がざわめき合っている。きっと眠れないのはそいつらのせいであって、何かに傷ついたり誰かを傷つけてしまったりした分の代償なんかではないはずだ。そう言い聞かせている間にも鼓膜にぺったり貼りついてくる時計の音が、安心感のような、それでいて焦りに似た奇妙な感覚に陥らせる。このまま月でも落ちてきて自分ごと吹き飛ばしてくれないものかと願う真夜中、月明かりとこの歌でぼんやりと照らして欲しい。
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