向井太一が昨日8月28日に生配信ライブ「Release Live -Supplement-」を実施した。
7月に4曲入りの配信作品「Supplement」がリリースされたことを記念して行われたこのライブ。向井は東京・Zepp Haneda(TOKYO)のステージから「Supplement」の収録曲をはじめ、サプライズで未発表の新曲「Love Is Life」「We Are」などを歌い、画面越しにファンを魅了した。
控室で準備を整えた向井は、バンドメンバーの待つステージへと向かい、舞台の中央へ。天を仰ぎ見ると、「僕のままで」でライブの始まりを告げた。続いて弾むようなキーボードの音色で始まる「Comin' up」、躍動感のあるベースが印象的な「FLY」を軽快に歌ったのち、ムーディな照明に照らされながら「Ooh Baby」「Just Friends」を畳みかけた。「Supplement」の全収録曲を歌い終えたところで向井は、視聴者にひと言挨拶。ハンドクラップを煽りながら、ダンサブルな「YELLOW」「Great Yard」で、はつらつとしたパフォーマンスを見せた。高揚感のある雰囲気を一変させたのは、壮大なバラードソング「Blue」。向井はキーボードの奏でる優美なメロディに乗せて、情熱を注ぐように歌い上げた。
ライブの中盤では向井が「オンラインライブでも特別なことをしたいと思い、新曲を用意してきました」と話し、“どうしようもなく辛くて楽しい恋心”を歌ったという新曲「Love Is Life」をホーン隊と共にお披露目。ご機嫌なファンクチューン「FREER」をハイテンションに、「眠らない街」を艶やかに歌唱して、異なる表情を見せた。そして深く息を吸い込んだ向井は、ポジティブなメッセージが込められた「リセット」を力強く届け、続いて解放感のある「空」を華やかなアンサンブルに乗せてパフォーマンスした。
向井はラスト1曲を残したところで「Supplement」への思いを語り始める。「5月にリリース予定だったんですけど、コロナの影響で7月にずれ込んでしまって。変な言い方ですけど、後ろ倒しになったことで自分にとってより深い意味を持つ作品になりました」と話し、「音楽の必要性や僕らアーティストにできることをすごく考えたら、僕が届けられるのは音楽で。ファンやチームのメンバー、バンドメンバーへの恩返しの意味を込めました」と作品に込めたメッセージを明かした。さらに「今回はオンラインでのライブですが、みんなと離れていても心はつながっています。次に会えるときまでこの歌を聴いてほしいという願いを込めて作りました」と思いを口にし、視聴者の心に寄り添うように新曲「We Are」を歌唱。ファンに再会を誓った向井は、満ち足りた表情でライブを終えた。
なお、このライブの模様は8月31日(月)23:30までアーカイブ公開されている。
関連する特集・インタビュー
向井太一「Release Live -Supplement-」2020年8月28日 セットリスト
01. 僕のままで
02. Comin' up
03. FLY
04. Ooh Baby
05. Just Friends
06. YELLOW
07. Great Yard
08. Blue
09. Gimme
10. Confession
11. Love Is Life(新曲)
12. FREER
13. Break up
14. 眠らない街
15. I Like It
16. リセット
17. 空
18. We Are(新曲)
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向井太一、恩返しの「Supplement」リリースライブで未発表の新曲パフォーマンス https://t.co/fUi5x9mDW3