上田ケンジが外出自粛を受け制作スケジュール前倒し、4曲入り新作リリース

上田ケンジの新作「想像のできない未来を憂うよりも 今は出来るだけ君と一緒に居よう」が、7月1日にリリースされる。

この作品は新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛を受け、今年夏に制作予定だったオリジナルアルバムのレコーディングを前倒しして自宅スタジオで作られたもの。収録曲4曲中3曲は外出自粛期間中に作詞作曲が行われ、戸惑いや不安を振り払えない中での葛藤を描きつつも、聴き心地のいいサウンドが印象的な楽曲が並んでいる。

今年3月にリリースされたTHE STALINのカバーアルバム「スターリンが聴こえる」と同じく、リズムトラックはダンボールや酒瓶、ショートパスタ、すりこぎなどの日用品を用いて演奏。コーラスパートには平岡恵子、TIGER、加藤哉子、稲泉りんがリモート録音で参加した。

本作は配信およびCDのほか、数量限定のタペストリー付きCD仕様が販売される。このタペストリーは収録曲の歌詞から思い入れの強いワードを抜粋し、上田本人がシルクスクリーンとアクリル絵具を用いて制作している。