蓮沼執太&U-zhaan、スモーク立ち込めた360°ステージで即興あり新曲ありの初無観客ライブ

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蓮沼執太U-zhaanが本日6月20日に東京・スパイラルホールから初のオンラインライブを生配信した。

「蓮沼執太&ユザーン Spiral Session」より。(撮影:後藤武浩)

「蓮沼執太&ユザーン Spiral Session」より。(撮影:後藤武浩)

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蓮沼執太(撮影:後藤武浩)

蓮沼執太(撮影:後藤武浩)[拡大]

360°をカメラに囲まれ、スモークが立ち込めるステージに2人が登場。どこか厳かな空気が漂う中、U-zhaanによるタブラのチューニングを経て「I like Peshkar」が始まり、蓮沼のキーボードから発せられる不協和音がうねりながら空間を埋めていく。1曲目を終えるとU-zhaanが「やっぱり拍手とかないんだね」と口を開き、蓮沼も「シーンってなったね(笑)」と初めて味わう無観客の感想をこぼした。

U-zhaan(撮影:後藤武浩)

U-zhaan(撮影:後藤武浩)[拡大]

リズミカルな「let's_la」のあとは2人が即興演奏を披露。キーボードを離れた蓮沼がU-zhaanのタブラの音色に合わせて浮遊感のある電子音を重ねていった。そしてポップなシンセとタブラをブラシで叩いて演奏するというライブオリジナルアレンジの「Radio S」、U-zhaanがインド式のタンバリン・カンジーラで伴奏する「Dryer」、蓮沼がタブラの多彩な音色のために作った楽曲「Music for Five Tablas」を畳みかけた。

ライブが後半に差しかかったところで2人は、テクノのような電子音とタブラの高速ビートからなる未発表の新曲をセッション。演奏中、あらゆる角度からカメラに捉えられるという状況に「どんなふうに映っているのかな」と珍しく緊張の色をにじませたU-zhaanに、蓮沼が「U-zhaanのお尻とか映ってたよ」と和ませる場面もあった。ひさしぶりのライブに「大きい音を出して演奏するのは楽しいね」と喜びを分かち合った2人は最後にU-zhaanが作詞した「ベーグル」を披露して配信ライブを終えた。

なおこのライブの視聴チケットはZAIKOにて6月23日19:50まで販売中。チケット購入者は同日23:59までアーカイブ映像が視聴できる。

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蓮沼執太&ユザーン Spiral Session 2020年6月20日 スパイラルホール セットリスト

01. I like Peshkar
02. let's_la
03. Radio S
04. Dryer
05. Music for Five Tablas
06. 新曲
07. テレポート
08. ベーグル

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