“ライブ依存症”のSUPER★DRAGON、119日ぶりパフォーマンスで躍動「溜め込んでいたもの出せた」

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SUPER★DRAGONが本日6月14日に生配信ライブ「with LIVE」を実施した。

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

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SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)[拡大]

スパドラは3月から全国ツアー「九龍領域:クーロンズテリトリー」を実施予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で全公演が中止となってしまった。自粛期間中にはInstagramのライブ配信を毎日行ったり、「HOME SD」と題したYouTube配信企画などで積極的にファンとつながってきた9人。119日ぶりのパフォーマンス披露となったこの日のライブで、彼らは新曲を含む全8曲の熱演をファンに届け、Twitterのハッシュタグ「#スパドラwithLIVE」が一時トレンド入りするような盛り上がりを生み出した。

ジャン海渡(撮影:笹森健一)

ジャン海渡(撮影:笹森健一)[拡大]

開演時刻を迎えると、ジャン海渡を筆頭に9人のメンバーが順にカメラの前へ。真紅のチャイナジャケット姿の彼らは「SOUL FLAG」ツアーでファンから集めたメッセージがびっしりと書かれた9つのフラッグを手にしていた。全員がスタジオにそろい、古川毅が「俺達がSUPER★DRAGON」とつぶやくと、池田彪馬の高らかなボーカルと共に新曲「SUPER★DRAGON」でライブの幕を開けた9人。「俺達が時代を変える」とさらなる高みを目指す力強い意志を歌うこの曲で、彼らは冒頭からスタジオ狭しとフォーメーションチェンジを展開するエネルギーに満ちたパフォーマンスを届けた。

池田彪馬(撮影:笹森健一)

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3rdアルバム「3rd Identity」のリードトラック「Don't Let Me Down」を情感豊かなパフォーマンスで届けたのち、毅は「おひさしぶりです、ステージのSUPER★DRAGONです」と自己紹介した。そののちのMCでは、柴崎楽が「個人的な話なんですが、身長がめちゃくちゃ伸びました!」と近況報告。また今月2日に誕生日を迎えたばかりの彪馬は「17歳初ライブです!」と切り出し、これには毅とジャンも「俺らも20歳初ライブだ!」と反応。ひさびさにライブができる喜びを、思い思いに口にしていた。

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

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夏の到来を知らせるようなトロピカルハウス「City Noise」を浮遊感のあるボーカルと軽やかなダンスステップで届けると、銅鑼の音と共に4曲目の「WARNING」へ。カメラへ迫りアピールするジャンと松村和哉のラップリレーでスタートするこの曲では、リードボーカルの彪馬がハイトーンを放つ大サビに合わせ、志村玲於がダイナミックなアクロバットで宙に舞った。「WARNING」で勢いを加速させた9人は、「かかってこいよ! 伝わってるからね!」という毅の煽りでキラーチューン「Untouchable MAX」へとなだれ込む。配信のマイクに乗るほど力強い足音を踏み鳴らして鬼気迫るようなダンスパフォーマンスを見せ、田中洸希もハイテンションなヒューマンビートボックスをカメラへ向かって叩き付けた。ヒートアップしたボーカルの応酬には、曲を終えた直後に玲於が「超熱い!」と思わず一言。伊藤壮吾も「僕ら“ライブ依存症”ですから」と続き「画面越しだけどこうやって皆さんと熱いライブができて、“埼京(最強)線”ですね!」と鉄道マニアならではの言い回しで笑顔をのぞかせた。

田中洸希(撮影:笹森健一)

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短いMCを経て、毅は自粛期間の活動や自分たちを取り巻く環境の変化を振り返り「雨のあとには晴れが待っているという、ポジティブな気持ちをシェアできたらと思います」と次の曲に込める思いを語った。「3rd Identity」収録曲で壮吾がプロデュースした「雨ノチ晴レ」は、タイトル通りの前向きな思いをさわやかに歌い上げるポップチューン。これまでとは打って変わり、リラックスモード全開の9人は笑顔でカメラの向こう側へクラップを求め、手持ちのカメラではしゃぎながら優しい歌声を届けた。そして、本編の最後には“絆”を歌う「SOUL FLAG」が披露される。彪馬は「顔を合わせてライブをするのが一番の望みだけど、配信という形でもこうして時間を共有できるのは、信じて付いて来てくれたみんなのおかげ。最後にもう一度ひとつになりましょう」と言って、思いを込めた歌声を響かせる。毅が「ひさびさのライブで、こうして溜め込んでいたものを出せて。エモいライブができるスパドラ、強いんじゃないかな」と語ったように、7曲をフルパワーで駆け抜けたメンバーは、全員そろって晴れやかな表情を浮かべていた。

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

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本編を終えると、配信画面には楽屋で円になって座る9人の姿が。メンバーは口々にライブを終えた直後の感想を伝え合ったが、飯島颯は「正直これだけじゃ足りないよね……」とつぶやいた。Twitterにはファンがアンコールを求めるツイートがあふれ、これを受けて9人はアンコールの配信を行うことに。アンコール配信は、彼らのYouTube公式チャンネルから、無料配信という形で行われた。

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

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Tシャツに着替えたスパドラメンバーがアンコールの1曲に選んだのは「KITTO→ZETTAI」。大切な人との再会を約束するこの曲を最後に届け、カメラの向こう側のファンへとメッセージを送った。配信中には、7月26日に2度目の生配信ライブが実施されることも明らかに。詳細は追ってアナウンスされるので、ファンは今後の続報も楽しみにしておこう。

SUPER★DRAGON Special Studio Live「with LIVE」2020年6月14日 セットリスト

01. SUPER★DRAGON
02. Don't Let Me Down
03. City Noise
04. WARNING
05. Untouchable MAX
06. 雨ノチ晴レ
07. SOUL FLAG
<アンコール>
08. KITTO→ZETTAI

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