イギリスのロックバンド・Black Midiのオフィシャルリミックスや、台湾のIT担当大臣であるオードリー・タンとのコラボなどでも話題を集めるDos Monos。荘子itは“今こそ寓話を”というメッセージが込められたシングルについて「象徴=シンボルの意味が失墜し、『現実』と『空想』を接続することが困難になった今、寓意=アレゴリーで語ること、『現実』と『空想』を別の仕方で再接続することが、僕達がすべき最も有効な革命だ」とコメントしている。
またDos Monosは7月にコンセプトアルバムをリリースすることを発表。2019年リリースの1stアルバム「Dos City」以来となるニューアルバムは”ドスシティ”の四季をテーマにした4曲入りで、シングル同様+809からリリースされる。
荘子it コメント
かつて、ヒッピーの若者たちは"Nirvana Now(今こそ涅槃を)"というスローガンの下、ベトナム戦争に反対し、セックスやドラッグ、自由と快楽を追求した。
ジョン・ミリアスは、そうした若者への強い反感をベースに、"Apocalypse Now(今こそ黙示録を)"というベトナム戦争についての映画シナリオを書いた。
"Fable Now(今こそ寓話を)"
それが僕達からのメッセージだ。
寓話は、その意味するところは捉え所がなく、そして時に残酷なものだ。
想像力を捨てて素朴に「現実」を直視しろとも、甘い「空想」の中へ逃げろとも、言うつもりはない。それはどちらも、「現実」と「空想」を接続することを諦める態度だ。
象徴=シンボルの意味が失墜し、「現実」と「空想」を接続することが困難になった今、寓意=アレゴリーで語ること、「現実」と「空想」を別の仕方で再接続することが、僕達がすべき最も有効な革命だ。
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Dos Monos新曲「Fable Now」配信、7月に四季をテーマにしたアルバムリリース https://t.co/2b7TnCNMiP