SALUは4月より全国ツアー「ZERO TOUR」を開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため全公演が中止に。新曲「ZERO」は“STAY HOME”“Social Distancing”が叫ばれる中、SALUが自分の心と向き合って導き出した思いを歌った楽曲で、BACHLOGICがプロデュースを担当した。楽曲の発表に伴い、SALUは以下のコメントを自身のInstagramに投稿している。
SALU コメント
204でSay Hello to the Rap Gameをレコーディングした日からちょうど12年が経ちました。
僕は今、ゼロの上に立っています。二月末の六本木でのライブ以降、数える程の外出しかしなくなりました。それからというもの、僕はずっと心の声と向き合ってきました。自分のこれまでの生き方、価値観についてとことん押問答を繰り返した結果、最終的に僕の心はこう言いました。
次の世界にいこう、と。
そして書き上げたのがこのZEROです。
この12年でたくさんの人に出会い、たくさんのことを感じ、学びました。
そしてやっと、僕はもう充分持っているということに気付けました。
愛する家族、信頼出来るチーム、僕の音楽を楽しみに待ってくれる人たち。
善いも悪いもない、好きも嫌いもない。ただ必要かどうか。今はこう思えます。
誰が何をしたっていい。みんな祝福されこの星に降り立った人の子。
誰のことも批判するつもりはありません。
自ら命を絶った母のことでさえ今はただそこにある事実として受け止められます。
いつも変えられるのは世界や人ではなく自分。
これからは心からやっていることしか一切通用しない時代になっていくと思います。
だからそこへ向けてひとつひとつ手放していく。残ったものが本当に必要なもの。
僕は今日でSNSを卒業しようと思います。
これからは混じり気のないピュアな音楽を培ってみようと思っています。
それを収穫して皆さんに届けたい。
僕の新しい挑戦、新しい生き方、そして新しい旅です。
これがそのためのポジティブな決断であることをご理解いただけると幸いです。
今までインスタグラムを楽しみにしてくれていた方、いいね、コメント、DMを下さった方、
本当にどうもありがとう。たくさんの力をいただきました。
自分を応援してくれる人はこんなにいるんだと思えて本当に本当に嬉しかったです。
またゼロから出発です。
今度の12年は痛みではなく愛の音楽をつくっていきます。
僕のこの一見時代錯誤な小さな決断が、新しい時代を生きる皆様の何かになることを信じて。
皆さんのこれからの人生が愛に溢れたものでありますように。
令和は愛と平和の素晴らしい時代。
It's a new world and it's time to say goodbye to the system.
fly up to the sky, Nipponia nippon!
アツギより愛をこめて
卒業生代表 SALU
P.S. このアカウントは2013年にスタッフアカウントをそのまま自分のアカウントにしてもらったので、
またスタッフアカウントにお返しします。それではCLUB36、それから耳元でまたお会いしましょう!
リンク
音楽ナタリー @natalie_mu
SALUが自分の心と向き合った新曲「ZERO」配信、BACHLOGICがプロデュース
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