3月11日に大阪・Pangaにて無料で開催予定だった東日本大震災のチャリティーライブ「DON'T FORGET 3.11」をはじめ出演イベントやライブが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期または中止となったRAZORS EDGE。新曲はこの状況を受け「DON'T FORGET 3.11」に出演予定だった3組と共に「経営的に苦境に立たされているライブハウスの負担を少しでも減らせたら」という思いから制作されたもので、3月11日に4組がLIVE HOUSE Pangeaに集合してその場でアイデアを出し合い制作とレコーディングを行った。楽曲はチャリティーソングとしてリリースされ、収益はすべてLIVE HOUSE Pangeaに寄付される。
KENJI RAZORS(RAZORS EDGE) 楽曲制作時のコメント
ライブハウスに限った事じゃないけど、ライブハウスが大変です。ぶっちゃけ金銭的に。
レイザーズのドラムのキッチャンはご存知パンゲアとアニマのオーナーです。今回のレイザーズエッジとパンゲアの共同企画である東日本大震災へのチャリティーフリーライブ「DON'T FORGET 3.11」の開催もキッチャンと話し合い、そのチャリティーという性質もあって、悩んだ末止む無く延期を決めました。
その時にライブハウスの現状ついても深い話をしました。キッチャンはこの状況が○月まで続くと経営が危ないと。
俺はキャンセルになって1円も生まれない日を減らして、お金が少しでも入ること考えないと! と思いました。その時、人性補欠という鹿児島のバンドのツイートを思い出しました。お世話になってるライブハウスのキャンセルで空いた日を使ってMV(ミュージックビデオ)を撮影して公開してました。バンドがライブハウスにレンタル料を払えば少しでもお金が動くやん。
そのことをヒントに思いついたのが、曲をパンゲアでレコーディングしてネット配信して生まれたお金をパンゲアに寄付するというもの。もちろん参加メンバーは延期になってしまった「DON'T FORGET 3.11」の出演バンドで!
しかもどうせやるなら面白いことしたい! 楽しくやりたい! 各バンドの既存の曲を録音なんて普通すぎるし、、、だったらみんなで作る新曲でやりたい! と。
ライブの延期を決定した次の日3/9に
そして曲はなんとか完成し、レコーディングも無事に終了しました! ミックス作業はまた後日なのですが、でき次第配信を行いたいと思います。また進み次第報告させて頂きます。
これがライブハウスにとって有益なことなのか正直わかりませんが、とにかくライブをキャンセルしても俺たちのようなバンドはそんなに金銭的には傷ついてなかったりするから、少しでもライブハウスの為に何かしたかったんです。
そして改めて、こんな無茶ぶり受けてくれて、みんなのお蔭でレコーディングできて、凄く貴重な経験をさせてもらったことに感謝です!
KENJI RAZORS(
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