HYUKOHの日本4都市ツアー、白布に囲まれたステージで新曲多数披露

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HYUKOHの来日ツアー「2020 WORLD TOUR -JAPAN-」のファイナル公演が2月24日に東京・新木場STUDIO COASTで開催された。

オ・ヒョク(Vo, G)(Photo by Dasom Han)

オ・ヒョク(Vo, G)(Photo by Dasom Han)

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HYUKOH「2020 WORLD TOUR -JAPAN-」東京・新木場STUDIO COAST公演の様子。(Photo by Dasom Han)

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through love

HYUKOH「through love」
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1月リリースの新ミニアルバム「through love」を携え、2月よりワールドツアーをスタートさせたHYUKOH。日本ツアーは福岡、大阪、愛知、東京の4都市が舞台となった。

オ・ヒョク(Vo, G)(Photo by Dasom Han)

オ・ヒョク(Vo, G)(Photo by Dasom Han)[拡大]

ステージ前方には緞帳が張られ、内部の様子が見えない状態となっている中、SEとしてインスト曲が流れ始めると客電が消灯していく。するとステージ上で演奏を行っているメンバーの姿が徐々に見え始め、そのまま楽曲は「Silverhair Express」へと移行。「Hey Sun」の途中で緞帳が降ろされると、被り物やマスクを身に付けたメンバーの姿が露わとなった。

イム・ヒョンジェ(G)(Photo by Dasom Han)

イム・ヒョンジェ(G)(Photo by Dasom Han)[拡大]

HYUKOHは今回のツアーでは、不参加となったイ・インウ(Dr)に代わり、ジャンクヤード(Manipulator)をサポートメンバーに迎えて演奏を披露。打ち込みを基調としたアレンジで各楽曲を届けていった。またステージの左右および背後には巨大な白い布が設置され、ミュージカルなどを手がける韓国の照明監督による、色とりどりのライトが際立つステージ演出が施された。ライブ前半は新作「through love」収録曲が続き、彼らの代表曲の1つ「Wanli」では後方足元に設置された照明が一挙に作動。メンバーに後光が差し込み、ハイスケールな楽曲の世界観がより彩られた。

イム・ドンゴン(B)(Photo by Dasom Han)

イム・ドンゴン(B)(Photo by Dasom Han)[拡大]

中盤の穏やかなミドルチューン「New born」では徐々にノイジーなサウンドが加えられていき、ステージ後方の布が落とされると同時にオ・ヒョク(Vo, G)のファズを効かせたギターソロが炸裂。けたたましい爆音でオーディエンスを圧倒した。一方「TOMBOY」では、ステージ上に設置された多数のライトがまばゆく発光し、メンバーの姿が見えなくなるほどの明るさに。オ・ヒョクの伸びやかな歌声と相まって、会場には幻想的なムードが生み出された。

そして解放感に満ちたラブソング「LOVE YA!」では、オーディエンスによる大合唱が巻き起こり、一体感の高まるひと時に。最後にHYUKOHはノスタルジックなムードあふれる「Gondry」を届け、4度目の日本ツアーを穏やかに締めくくった。

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水の @mizuno69

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