Official髭男dism最長ホールツアー、“期待感を500倍くらい上回って”鳥取で大団円

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Official髭男dismの過去最長となるホールツアー「Official髭男dism Tour 19/20 -Hall Travelers-」最終公演が2月22日に鳥取・米子市公会堂で行われた。

「Official髭男dism Tour 19/20 -Hall Travelers-」鳥取・米子市公会堂公演の様子。(撮影:渡邉一生 )

「Official髭男dism Tour 19/20 -Hall Travelers-」鳥取・米子市公会堂公演の様子。(撮影:渡邉一生 )

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藤原聡(Vo, Piano)(撮影:渡邉一生 )

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メンバーの松浦匡希(Dr)がツアー中にインフルエンザを発症したため、延期となっていた鳥取公演。ヒゲダンはメジャー1stアルバム「Traveler」の1曲目「イエスタデイ」でライブをスタートさせ、続けてダンサブルなナンバー「Tell Me Baby」を披露した。鳥取出身の藤原聡(Vo, Piano)は集まったファンに向けて「米子出身だからライブしに来たわけじゃありません。米子という町に俺たちのことを応援して、こうやって待っていてくれてチケット買って遊びに来てくれたあなたのために歌いに来ました! よろしくお願いします!」と感謝の気持ちを伝え、バラード「115万キロのフィルム」をピアノ弾き語りで歌い上げた。その後、「Traveler」の収録曲を中心に熱のこもったパフォーマンスを繰り広げるメンバーたち。MCでは藤原が「この公会堂は小学校の時に合唱コンクールとか吹奏楽の定期演奏会とかをやった場所で、そこにこんなに人がいると思うとびっくりします」と地元の思い出を振り返りつつ、「今日という日を待っててくれたということは本当にうれしいし、その期待感を500倍くらい上回るセットリストを準備してきました」「全員で最高のライブを作っていきましょう!」と語った。

小笹大輔(G)(撮影:渡邉一生 )

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「ESCAPADE」でステージ上を縦横無尽に駆け回った藤原が「みんなもっと歌おう!」と煽ると、「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!」では客席から大合唱が巻き起こる。そして楢崎誠(B, Sax)とサポートメンバーのアンディが奏でるサックスの美しい調べから、メンバーによるボーカルリレーが楽しい「旅は道連れ」へと流れ込み、「ブラザーズ」では会場が一体となって盛り上がった。「FIRE GROUND」間奏時の小笹大輔(G)のギターソロパートでは、藤原が「メンバーに黙って準備していた」というショルダーキーボードを持ち出し、2人でセッションを繰り広げた。クライマックスで「ノーダウト」「Stand By You」を畳みかけたヒゲダンは、「ラストソング」を披露してステージをあとにした。

「Official髭男dism Tour 19/20 -Hall Travelers-」鳥取・米子市公会堂公演の様子。(撮影:渡邉一生 )

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会場にアンコールの声として故郷との別れを歌った「黄色い車」の合唱が沸き起こると、その声に応えた4人が再びステージに登場。2月にリリースされたばかりの最新曲「I LOVE…」を演奏した。そして「この町で営業で原付きで回っているときにふと浮かんだメロディから生まれた」という「異端なスター」を藤原がソウルフルに歌い上げ、最後に「宿命」を会場にいる全員で大合唱し、ライブを締めくくった。

※楢崎誠の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。

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