このツアーは昨年7月に発表された1stミニアルバム「GIANTSTAMP」を携えてのツアー「GIANTSTAMP Tour」の追加公演。Suspended 4thはゲストに先輩格にあたる
サスフォーはサウンドチェック後にストリートで場数を踏んだ彼ららしく、力みのないジャムセッションを展開。それから少し間を置いて、Kazuki Washiyama(G, Vo)が「ツアー、終わってしまいますわ、あと1時間で」と口にし、1stミニアルバムの表題曲である「GIANTSTAMP」でライブをスタートさせた。Washiyama、Seiya Sawada(G)、Hiromu Fukuda(B)、Dennis Lwabu(Dr)がそれぞれ卓越したスキルを発揮し、息の合ったアンサンブルでフロアを沸かせる。さらにWashiyamaが「PIZZA OF DEATHからSuspended 4th、開催します!」と宣言し、「97.9hz」になだれ込んでキレのあるプレイを繰り出した。サスフォーは3月発売のPIZZA OF DEATH RECORDSによるコンピレーションアルバム「The Very Best Of PIZZA OF DEATH III」に収録の新曲「オーバーフロウ」でオーディエンスのさらなる興奮を誘った。ライブ中盤、Washiyamaが「Nothing's Carved In Stone先輩に(ライブを通して)ぶん殴られました(笑)。ぶん殴り返したいけど、オレらだけの力じゃ足りねえから」と述べ、きらびやかな楽曲「Rainy, Rainbow Later」を投下。この曲ではクライマックスで起こった大きなシンガロングを受けて、WashiyamaがDennisにレクチャー役を任せ、2階席の観客にシンガロングの高音パート、1階席の観客にメインメロディを歌わせる場面もあった。サスフォーはさらに「Vanessa」でフロアを踊らせ、Fukudaのベースプレイが映える人気曲「ストラトキャスター・シーサイド」をパフォーマンス。会場の熱狂をピークにまで高めた。そしてライブはドラマチックなナンバー「think」で締めくくられた。
アンコールはメンバーが口々に「アガるやつをやりたいね」と語ったことも相まって、「KOKORO-DOROBOW」で観客が大熱狂。「自分のために歌え!」とWashiyamaが絶叫した「INVERSION」を演奏して全演目を終えたサスフォーは「また強くなって帰ってきます」という言葉を残し、大盛況のうちにツアーの幕を下ろした。
「GIANTSTAMP TOUR II TURBO」2020年2月9日 東京都 TSUTAYA O-WEST セットリスト
Nothing's Carved In Stone
01. Who Is
02. Spirit Inspiration
03. In Future
04. Bog('19 ver.)
05. Honor is Gone
06. Milestone
07. Isolation
08. Like a Shooting Star
09. Out of Control
10. Music
Suspended 4th セットリスト
Op. Jam Session
01. GIANTSTAMP
02. 97.9hz
03. BIG HEAD(incl. Jam Session)
04. オーバーフロウ
05. Rainy, Rainbow Later
06. Jam Session~Vanessa
07. ストラトキャスター・シーサイド
08. Jam Session~think
<アンコール>
01. KOKORO-DOROBOW
02. INVERSION
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