この記事は、8月16日の日刊スポーツ紙に掲載されたもので、HIDEの所属事務所「ヘッドワックスオーガナイゼーション」がYOSHIKIの所属事務所「ジャパンミュージックエージェンシー」に対し、HIDEの肖像権使用禁止を求める訴訟を起こす予定がある、と報じていた。
これに対しYOSHIKIは「このような事になって一番悲しんでいるのはHIDEだと思う」「映像があろうとなかろうと、HIDEと一緒に世界に羽ばたこうと思っている意思は変わらない」と改めてHIDEに対する友情を表明。また「みんなに心配はかけたくないけど、戦う必要があるならば自分は戦う」「ファンのみんなが応援してくれているから、自分達はどんな壁が立ちはだかっても前に進んでいける」と、確固たる意思で対応にあたると語っている。
さらにジャパンミュージックエージェンシーが、一連の出来事に関して公式声明を発表。8月17日にヘッドワックスオーガナイゼーションより通知書が到着し、そのなかでネクスターコーポレーション(元X JAPAN制作運営管理委員会運営元)からHIDE所属事務所へ3億円を返済させること、ジャパンミュージックエージェンシーからネクスターコーポレーションへ20億円を支払うこと、これら要求を履行しないとHIDEの肖像権使用契約は無効になることを一方的に通達されたという。
ジャパンミュージックエージェンシーは、先日行われた8月14日・15日の日産スタジアムライブでも、チケットの手配依頼やチケット先行販売などでヘッドワックスオーガナイゼーションと協力していたため、今回の報道について「非常に理解に苦しむ」とコメント。今後は、新聞記事にあるような事実に反する事柄を理由に訴訟を起こすのであれば、提訴し、法廷で事実関係をはっきりさせたいと表明している。
なお、ヘッドワックスオーガナイゼーション側はナタリーの取材に対し「近日中に代理人を通して正式なコメントを発表する予定なので、今の段階ではコメントを差し控えさせていただきます」と語った。
YOSHIKIコメント全文
今回のこの問題はHIDEの遺族の方々の意思でないことを願っている。
そして、この問題は自分が解決する。
このような事になって一番悲しんでいるのはHIDEだと思う。
映像があろうとなかろうと、HIDEと一緒に世界に羽ばたこうと思っている意思は変わらない。そして、HIDEの偉大さを世界中に伝える。
みんなに心配はかけたくないけど、戦う必要があるならば自分は戦う。
そして、何があってもHIDEはX JAPANのメンバー……その気持ちに変わりはない。
ファンのみんなが応援してくれているから、自分達はどんな壁が立ちはだかっても前に進んでいける。
YOSHIKI
PS. 日産スタジアムの2日間、本当にすごい声援をおくってくれてありがとう。自分達にとっても、とても思い出に残るコンサートになりました。感謝してるよ!!
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するり音 @suruli
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