ミオヤマザキは自身最大規模のワンマンライブに向けて「逢いに来て欲しいから逢いに行く」をテーマに掲げ、2019年に東京・日比谷野外大音楽堂、大阪・大阪城音楽堂で公演を行ったり、入場料無料の47都道府県ツアー、Zeppツアーを行ってきた。その集大成となる横浜アリーナ公演はmio(Vo)がステージにいない中、「じゃあどうやったら愛してくれんだよ」でスタートした。taka(G)、Shunkichi(B)、Hang-Chang(Dr)が演奏を続け、歌い出しのタイミングではメインステージではなくアリーナの中央に伸びる花道にmioが登場。スポットライトを浴びるmioに大歓声が沸き起こった。7曲目の「消エナイ」では多数のレーザーが飛び交い、続く「死二DIE」ではスクリーンに3Dグラフィックが映し出されるなど、大規模の会場ならではの演出がミオヤマザキのパフォーマンスを彩った。
ライブ中盤にはダンサーが花道に登場し、「季節と雨と涙と」に乗せてコンテンポラリーダンスを披露。「FREEDOM」「溺死」「DV」とバラードが続く中、ダンサーの数が徐々に増えていき、楽曲をモチーフにしたダンスでストーリーが進行していく。そして「愛されたいよ。」でダンサーを迎えたシアトリカルなパートは締めくくられた。長めのMCを経て、「普通じゃない人に興味を持ってしまいました」というmioの言葉から、この日のスペシャルゲストである
ミオヤマザキは花道に移動して「Singing」をプレイ。マイクを観客に向けて、約1万人のシンガロングを誘う。「女子高生」では350人におよぶ女子高校生がステージを埋め尽くし、楽曲に合わせてダンスを繰り出した。バンドは最後にミオヤマザキの代名詞とも言えるナンバー「メンヘラ」を投下し、熱狂のままにライブを大団円へと導いた。終演後には4月28日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にてワンマンライブ「2人の記念日。待ち合わせ場所は…渋谷でしょ?」の開催がアナウンスされた。
なおクラウドファンディングサイト・CAMPFIREでは横浜アリーナ公演のDVD化プロジェクトの支援を募っている。締め切りまで残り10日間となっているが、すでに支援金は目標金額700万円を大きく超える2600万円を突破。DVDはこのプロジェクトでのみ手に入るリターンとなっている。
ミオヤマザキ「私を愛してくれないなら死んで」2020年1月11日 神奈川県 横浜アリーナ セットリスト
01. じゃあどうやったら愛してくれんだよ
02. un-speakable
03. 炎上Enjoy
04. 鋲心全壊ガール
05. バンドマン
06. 民法第709条
07. 消エナイ
08. 死二DIE
09. ノイズ
10. ふたりぼっち
11. 季節と雨と涙と
12. FREEDOM
13. 溺死
14. DV
15. 愛されたいよ。
16. 超ヤバい(feat.
17. 今夜もダレかと(feat. t-Ace)
18. Singing
19. CinDie
20. 女子高生
21. 斉藤さん
22. Que sera, sera
23. 正義の歌
24. メンヘラ
ミオヤマザキワンマンライブ「2人の記念日。待ち合わせ場所は…渋谷でしょ?」
2020年4月28日(火)東京都 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
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