EMPiREが6人全員でZeppリベンジ果たす、できたてアフタームービー公開

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EMPiREが昨日1月5日に東京・Zepp DiverCity TOKYOでワンマンライブ「EMPiRE'S GREAT REVENGE LiVE」を開催した。

EMPiRE(Photo by sotobayashi kenta)

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EMPiREは昨年12月18日に最新アルバム「the GREAT JOURNEY ALBUM」をリリースし、翌19日に全国ツアー「EMPiRE'S GREAT ESCAPE TOUR」の最終公演を同会場で実施。しかしMAYU EMPiREのインフルエンザ発症により5人でライブとなった。ツアーファイナルの終演後、WACK代表の渡辺淳之介より6人での“リベンジ公演”の開催が発表され、いよいよ公演の当日を迎えた。

MAYU EMPiRE(Photo by sotobayashi kenta)

MAYU EMPiRE(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

ダンサブルなオープニングSEが流れ、ステージにEMPiREが登場。1曲目「WE ARE THE WORLD」の最初のパートをMAYUが歌い始めると、フロアから大歓声が沸き起こった。MiDORiKO EMPiREが「Zepp! 踊ってこうぜ!」と煽り、キラーチューン「Buttocks beat! beat!」を投下。レーザーが飛び交う派手な演出が用意される中、メンバーは拳を突き上げて熱唱し、YU-Ki EMPiREが「リベンジする気あんのか! 騒いでこうぜ!」と声を張り上げ、エージェント(EMPiREファンの呼称)の興奮を誘った。メンバー紹介のあと、MAYUは改めて12月19日のツアーファイナルをメンバー全員で迎えられなかったことを謝罪。続けて「渡辺さん、スタッフの皆さん、メンバー、そしてエージェントのおかげでリベンジの機会をいただくことができました。本当にありがとうございます。こんな幸せな機会をいただいたので全身全霊のパフォーマンスで2020年1月5日を最高の1日にすることが恩返しだと思っています。私たちのリベンジ、楽しんでいってください!」と話した。

EMPiRE(Photo by sotobayashi kenta)

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「ERASER HEAD」「NEVER ENDiNG」に続き、「FOR EXAMPLE??」では四つ打ちのビートに合わせてファンが大きくジャンプ。間髪入れずに始まった「SUCCESS STORY」で6人は全身をいっぱいに使った躍動感のあるダンスを見せた。さらに重低音のギターリフが映えるナンバー「NEW WORLD」、バラード「きっと君と」と最新アルバムから対象的な楽曲を並べたEMPiREは、ミディアムテンポの「Black to the dreamlight」、前向きなメッセージが込められた「ビアス」と多彩な楽曲群を届けた。MCでは雨女だと言うYU-Kiが「なんと今日は晴れました! 2020年は晴れ女として生きていきたいと思います!」と笑顔を見せ、NOW EMPiREはファンクラブツアーでMiDORiKOと尻相撲をして完敗したことから、ステージの上でMiDORiKOと再戦。リベンジを誓うも、MiDORiKOのパワーに圧倒され、一瞬で吹き飛ばされた。またMAYUは2019年に果たせなかった目標として「アンニュイになりたかった」と述べ、体をくねくねと動かす。MAYUの指すアンニュイの方向性に疑問を浮かべたMiKiNA EMPiREがツッコミを入れる場面もありつつ、MAYUは「今日はここにいるエージェントみんなを楽しませに来ました。この6人で全員を楽しませたい! 今日を最高の1日にします」と語り、ライブ定番曲「EMPiRE originals」へ。この曲ではMAYUがしゃがみこむような姿勢で渾身のロングトーンを会場いっぱいに響かせた。

EMPiRE(Photo by sotobayashi kenta)

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ライブ後半にEMPiREは「SO i YA」で「かかってこいや!」と攻撃的な姿勢でエージェントを煽り、「SELFiSH PEOPLE」ではシンガロングを巻き起こす。「S.O.S」で軽快にステップを踏むメンバーに「超かわいい! 超かわいい!」とコールが送られ、「MAD LOVE」ではMAHO EMPiREをはじめ、メンバーがかわいらしい歌声と表情で観客を魅了。ライブ終盤のMCでは再びMAYUがリベンジ公演を行えたことへの感謝を述べる。そして「12月19日は絶対にみんなを楽しませるという目標でがんばってきたので、みんなをがっかりさせてしまって本当にごめんなさい。メンバーのみんなはエージェントに対しても私に対しても不安な気持ちは一切吐かずに『(インフルエンザに)かかっちゃったのはしょうがないから任せとけ』と、1日で5人バージョンの振り付け、歌割りを仕上げて最高のパフォーマンスをしてくれました」とメンバーへの思いを語った。「スタッフの皆さんはずっと前から準備をしてくださった中で、急遽今日のZepp DiverCity TOKYOを押さえることを決断してくれて。『5日のライブはMAYUのためじゃなくて、エージェントのためだから。エージェントを楽しませてくれ』と言ってくれました」と語り、「こんなにカッコよくて、熱い人たちがいるEMPiREというチームが私は本当に本当に大好きで、私にとって誇りです。皆さんがいるから今のEMPiREがあるなと思っています。本当にありがとう」「この先、何があるかわからないけど、みんながいるなら、みんなのためだったら私たちはなんだって乗り越えられるような気がします。これからも同じ景色を見ていてほしいし、素晴らしい未来を一緒に作っていってほしいです」とコメント。その後、6人でラストに「A journey」を歌唱し、ステージをあとにした。

アンコールでまず「アカルイミライ」が披露されたあとに、メンバー1人ひとりが挨拶。MAYUは「6人でZeppに立ってリベンジできたこと、いつも一緒に楽しんでくれるエージェントには感謝してもしきれないです。本当にありがとうございます。みんなにはたくさんたくさんパワーをもらいました。そのパワーを2020年は爆発させて、EMPiREの年にしたいと思っています。これからも一緒に楽しんでください!」、MiDORiKOは「今日は皆さん来てくださり本当にありがとうございます。Zeppに立つことはEMPiREとしてずっと目標にしてきたことだったし、決まったとき本当にうれしかったです。12月19日に5人でここに立ったときも5人でできることはがんばったし、楽しかったけどやっぱり悔しくて。なのでこうやってたくさんの方のおかげでリベンジできて本当に感謝でいっぱいです。この感謝はこれからのEMPiREで返していきます」と話した。MiKiNAは「みんなのおかげで目標だったこの6人でZeppに立つことができて、リベンジできて本当に幸せです。新年、新しいことや変わることがたくさんあって不安も増えていくと思うのですが、私は変わらないことのほうが怖いのでいつまでも自分自身に変化を求め続けて、グループに変化をもたらし続ける人でありたいと思っています」、NOWは「ZeppでワンマンをすることがEMPiREの目標であることをメンバーから聞きました。私はEMPiREに加入してから、この6人でZeppのステージに立ちたいと思っていました。加入してから8カ月でそのグループとしての目標が叶って本当に幸せです。私はエージェントの笑顔でいつも元気をもらっています。ステージから見えるエージェントの笑顔、見てるだけで幸せになれるし、今日もたくさんみんなの笑顔が見られてとてもハッピーな気持ちになりました。2020年、もっとみんなに笑顔を届けられるようになります! 今日は本当にありがとうございました」と思いをファンに明かした。

「EMPiRE'S GREAT REVENGE LiVE」の様子。(Photo by sotobayashi kenta)

「EMPiRE'S GREAT REVENGE LiVE」の様子。(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

EMPiREとエージェントの集合写真。(Photo by sotobayashi kenta)

EMPiREとエージェントの集合写真。(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

MAHOは「このリベンジライブは愛でしかないなと思います。もう1度この場所を用意してくださったスタッフの皆さん、そして足を運んでくれたエージェント1人ひとり。こんなの普通はありえないことで、本当に伝えきれないほどの愛をもらって、私たちEMPiREは今ここに立っています。皆さんのことはEMPiREが幸せにします。そして私はEMPiREを引っ張っていく存在になりたいと強く思うようになりました。2020年も一緒に歩んでいってくれたらうれしいです」と述べた。最後にYU-Kiは「皆さん楽しんでくれましたか? Zeppでのワンマンは、EMPiREが始まったときにYUiNAちゃん、YUKAちゃんを含めたメンバー全員で立てた目標の1つでした。そんな場所にメンバーは変わっちゃったけど、この6人で立つことができて本当にうれしかったです。渡辺さん、スタッフさん、そしてここにいるいつも応援してくれるエージェントのおかげです。本当にありがとうございます。今日の気持ちを忘れずに2020年、私たちEMPiREはもっともっと大きくなっていきます。これからもよろしくお願いします」と挨拶を結んだ。EMPiREは疾走感のあるロックチューン「I have a chance!!」で再び会場を沸かせ、ラストに最新アルバムからアッパーなダンスナンバー「Have it my way」を投下。道化師のマスクをかぶったダンサー10名も加わり、レーザーも飛び交う華やかな演出の中で熱いパフォーマンスを繰り出してフロアを踊らせた。無事にリベンジを果たしたEMPiREは、最後に6人が手をつなぎ、マイクを使わずに大きな声で「EMPiREでした! ありがとうございました!」と叫んでライブを締めくくった。

なおEMPiREのTwitterアカウントではこの公演のドキュメンタリーを含むアフタームービーが早速公開された。この映像はエリザベス宮地がディレクションを行ったものだ。

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「EMPiRE'S GREAT REVENGE LiVE」2020年1月5日 東京都 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. WE ARE THE WORLD
02. Buttocks beat! beat!
03. RiGHT NOW
04. デッドバディ
05. ERASER HEAD
06. NEVER ENDiNG
07. FOR EXAMPLE??
08. SUCCESS STORY
09. NEW WORLD
10. きっと君と
11. Black to the dreamlight
12. ピアス
13. EMPiRE originals
14. EMPiRE is COMING
15. SO i YA
16. SELFiSH PEOPLE
17. S.O.S
18. MAD LOVE
19. A journey
<アンコール>
20. アカルイミライ
21. I have a chance!!
22. Have it my way

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