「つるロックフェス」はつるのが深夜ラジオのパーソナリティを務めていた時代に、都内のライブハウスで行われていたライブイベント。過去に都内で5回開催されており、会場を野外に移し約5年ぶりに復活することとなった。
記念すべき野外開催第1回目の出演者はつるの剛士のほか、
開場中のオープニングアクトとしてステージに立ったのは
Electric Eel Shockが会場をあたためた後、いよいよつるの剛士が登場。ステージから観た景色に「最高!」を連呼し、「晴れたよ!」と天候に恵まれたことを喜んだ。会場には若いロックファンだけでなく、子供連れや年配の観客など幅広い年代の人が集合。そんなアットホームな雰囲気の中、つるのは9月15日リリースのニューシングル「メダリスト」や、この秋に発売予定のオリジナルアルバムからの新曲などを披露した。最後の曲では、つるのとは釣り仲間だというElectric Eel ShockのAKIがギターでゲスト参加。この秋にタワーレコード限定で発売予定のシングルからELECTRIC EEL SHOCKとのコラボナンバー「Two weeks to death」を爆音で演奏した。なお、このシングルにはthe pillowsとのコラボ曲も収録予定となっている。
この後も、メインステージでは
さらに、つるのは東京スカパラダイスオーケストラのライブにも登場。谷中敦(B.Sax)の「今年の夏、1回しかやらない曲をやります」というMCに続いて、6月にシングルリリースされたコラボ曲「夏のわすれもの feat. 東京スカパラダイスオーケストラ」を、観客の前で初演奏した。2組のレアな生競演に、集まった観客も大興奮。満員となったメインステージが笑顔に満ち、ここで「つるロックフェス2010」最初のクライマックスを迎えた。
その後もメインステージでは
ザ・クロマニヨンズ、MONGOL800によるパワフルなパフォーマンスを経て、ついにこの日最後のアクトTHE BOOMが登場。着流しを身にまとい三線を持った宮沢和史(Vo)が「逗子ーっ!」と観客を煽ると、バンドは「いいあんべえ」「ひのもとのうた」「島唄」といった沖縄テイストの曲を次々と披露していった。
「神様の宝石でできた島」を歌い終えると、宮沢は「気持ち良くなってきたね。スカパラの頃は暑かったもんね」と笑顔でコメント。そして、「まだ発売されてない新曲」として9月29日にシングルとしてリリースされる「蒼い夕陽」で会場を熱く盛り上げてステージを降りた。
アンコールでは宮沢のかけ声により、つるのがステージに再登場。つるのは感極まったのかすでに号泣状態で、「最初に『つるロックフェス』を始めた頃はいつかこんな場所で、こんなアーティストたちと、こんなお客さんを迎えてやりたいなと思ってたけど、本当にできました!」と改めて出演者や観客、フェスに携わったスタッフに向けて感謝の言葉を贈った。そして、バックヤードにまだ残っていたアーティストもステージに迎えて、最後のナンバー「風になりたい」を全員で合唱。ピースフルな歌と演奏は、夜風が吹き過ごしやすくなった逗子を華麗に彩り、「つるロックフェス2010」は大成功のうちに幕を閉じた。
つるのは最後に「また来年も来てくれる?」と、笑顔で観客に呼びかけた。昨年から本格的な音楽活動をスタートさせたつるのだけに、今後も「つるロックフェス」の継続に期待したいところだ。
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つるの剛士 @takeshi_tsuruno
ヒデフミさーん!いよいよですね〜
じつは リビエラ逗子マリーナ は、14年前に自分がプロデュース"つるロックフェス(👉https://t.co/9FznfcHgn6)"というとんでもない豪華アーティストに参加していただいた夢のようなフェスの開催地。
今回またひとつ夢が叶います。本当に楽しみです☺️… https://t.co/HW3GhCjnxz https://t.co/1m2a7jkGhj