4時間強「R-Festa」でAI、テルマ、Zeebraら18組豪華競演
2010年8月6日 17:59
2 音楽ナタリー編集部
8月2日にヒップホップ・R&B・レゲエの祭典「dwango.jp presents R-Festa 2010」が東京・新木場COASTで開催。総勢18組のアーティストと一般のダンサー・ラッパーが集い、熱いライブを繰り広げた。
今年で開催5回目を迎える「R-Festa」。この日会場に集まったオーディエンスは、dwango.jpで応募し無料招待された1000組2000人。イベント開始後、MCのiaから「みんなは1万組の中から選ばれた超ラッキーな人たちです!」とアナウンスされると、場内にどよめきの声が上がった。
18組のトップバッターを飾ったのは、R-Festa初出演となるヒルクライム。彼らは「Hilcrhyme in R-Festa!!」「今日俺らは超楽しみにしてきたんですけど、そっちはどうですか!?」と観客を煽りながら「ルーズリーフ」「大丈夫」の2曲を熱唱した。その後はSoulJa、Manami、twenty4-7、CHEHON、BENIと続き、前半ラストに登場した童子-Tは竹本健一をゲストに迎え、リリース前の新曲「雨上がり feat. 竹本健一」を披露した。
ステージではここでイベント名物のMCバトル「R-MIC BATTLE UNDER20」を実施。タイトルどおり20歳未満のラッパーによる白熱のバトルは、会場の歓声とニコニコ生放送でのリアルタイム投票によって勝敗がジャッジされた。そしてさらにダンスショーケースを挟み、イベントは中盤パートへ。
初参戦のJAY'ED、もはや常連と言えるAK-69、パワフルなフィメールラッパーCOMA-CHI、ニューカマーBaby Mと幅広いラインナップに、観客のテンションもどんどん上昇。さらに当日はR-Festaならではの客演も多数実現。KEN THE 390のアクトでは「The Door feat. Baby M, COMA-CHI」、次の清水翔太では「Family feat. KEN THE 390, SHUN&COMA-CHI」が披露され、それぞれ本人が登場しにぎやかなステージとなった。
次に行われた20歳以上のMCバトル「R-MIC BATTLE OVER20」にはKEN THE 390や晋平太といった名だたるラッパーも参戦。腕のあるMCたちのフリースタイルに、観客たちは唸りジャッジの歓声を飛ばした。
いよいよ残る出演アーティストは数組。終盤パートには海外からのゲストJOEが清水翔太とデュエットを披露、加藤ミリヤはドレッシーな衣装でダンサー4人を引き連れてパフォーマンスするなど、より豪華なステージに。そして今回の出演者の中で最長キャリアを誇るZeebra。DEXPISTOLSにフィーチャーされた「FIRE feat.Zeebra」や自身の最新シングル「Butterfly City Feat.RYO the SKYWALKER、Mummy-D&DOUBLE」、「Street Dreams」を織り交ぜたメドレーで会場を沸かせた。
続く青山テルマのステージには、最新シングルで共演した湘南乃風のRED RICEがサプライズ登場。「サマーラブ!! feat. RED RICE from 湘南乃風」で熱い歌声を響かせ、RED RICEは「R-Festa最高だと思ってる奴は全員タオル上げろー!! あんまタオル持ってないみたいだからうちわ上げろー!!」と叫び、オーディエンスを熱狂の渦に巻き込んだ。
トリを務めたAIは「Still... feat. AK-69」でもちろんAK-69を呼び込み、ファンと一緒に最高のグルーヴを作り出す。そして4時間にわたるイベントの最後を飾ったスペシャルパフォーマンスは、AIとテルマの親友共演。10年以上の付き合いだが一緒に歌うのはこれが初めてという2人は、照れ合いつつコラボ曲「THIS LOVE」を歌い上げ、肩を組みながらステージを後にした。
シンコージー @kozzy_jeff
MCバトルでニコニコ動画での投票審査は10年前にリアルにやったことがあるのだ
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