ビクター内レーベル・CONNECTONE移籍後初のアルバム「BE KIND REWIND」を9月11日にリリースしたリリスクは、同月13日にツアー初日公演として東京・マイナビBLITZ赤坂でワンマンライブを実施。その後、大阪、京都、千葉、群馬、新潟、静岡、愛知でさまざまなアーティストと対バンライブを繰り広げ、11月9日に大阪・CLUB JOULE、17日に福岡・DRUM Be-1でワンマンライブを行った。
そして迎えたツアーファイナル。遊園地内に立地するホールは全国から集まったヘッズ(lyrical schoolファンの呼称)で埋め尽くされ、これから始まるライブへの期待に満ちていた。そこへバイブス全開の5人が現れると「Over Dubbing」でライブがスタート。5人はリリックを書き直した「S.T.A.G.E」やクラップに乗せて軽快にラップする「ドゥワチャライク」など、新旧のナンバーを怒涛の勢いで繰り出していく。ヘッズがステージにケチャを捧げる初期の代表曲「プチャヘンザ!」に続いては、敬礼のポーズがチャーミングな新曲「Bring the noise」が披露され、会場は早くも熱気でいっぱいに。その後「Orange」を歌った5人は「ひとりばっちなラビリンス」「しってる/しらない」でチルなムードを作り出し、郷愁を誘う「大人になっても」につなげた。
ライブ中盤には初披露のユニット曲も。夕日のアニメーション映像をバックに「街」をパフォーマンスしたminanとrisanoはテクニカルなフロウでヘッズを驚かせ、「インターステラー」を初披露したhime、yuu、hinakoの3人はスペーシーなトラックに乗せて力強くヴァースを蹴った。さらに「Play It Cool」でフロアを沸かせた5人は「Enough is school」「Tokyo Burning」「YOUNG LOVE」と最新アルバム収録曲を連発したあと、新曲「OK!」を披露。スキルフルなパフォーマンスで、ラップグループとしての進化をヘッズに印象付けていく。
衣装を変えてフレッシュにライブの後半戦を開始した5人は「High5」「DANCE WITH YOU」「Hey!Adamski!」をショートバージョンで畳みかけ、コールアンドレスポンスから「ワンダーグラウンド」になだれ込む。ヘッズが飛び跳ねて歓声を上げる中、5人はフィナーレに向けて「FRESH!!!」「秒で終わる夏」「LOVE TOGETHER RAP」とパーティチューンを次々に投入。フロアの盛り上がりに応じて5人のパフォーマンスもますます熱を帯びていった。
「REW) PLAY (FF」で本編が締めくくられたあと、ヘッズの熱烈なアンコールに応えて再登場した5人は「パジャマパーティー」を披露し、最後は「NOW!」でフィニッシュ。約2時間MCをはさまずノンストップで走り抜けたリリスクは、来年のリリースやライブの開催などを告知したあと「ツアーファイナル大成功!」のかけ声から記念撮影を行い、全国ツアーに幕を下ろした。
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lyrical school「lyrical school Tour2019 "BE KIND REWIND" SERIES」
2019年11月24日 よみうりランド 日テレらんらんホール セットリスト
01. OVERTURE
02. Over Dubbing
03. S.T.A.G.E
04. ドゥワチャライク
05. プチャヘンザ!
06. Bring the noise
07. オレンジ
08. ひとりぼっちのラビリンス
09. しってる/しらない
10. 大人になっても
11. シャープペンシル(short)
12. エクスクルーシブパート(VIDEO YOUNG CM曲)
13. 街
14. インターステラー
15. Play It Cool
16. Enough is school
17. Tokyo Burning
18. YOUNG LOVE
19. OK!
20. High5(short)
21. DANCE WITH YOU(short)
22. Hey!Adamski!(short)
23. ワンダーグラウンド
24. FRESH!!!
25. 秒で終わる夏
26. LOVE TOGETHER RAP
27. 夏休みのBABY
28. LAST DANCE
29. REW) PLAY (FF
<アンコール>
30. パジャマパーティー
31. NOW!
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