ヒグチアイ、台風19号で被災した故郷・長野に思い寄せ「言葉のない手紙」配信

ヒグチアイが本日11月6日に新曲「言葉のない手紙」を配信リリースした。

「言葉のない手紙」はヒグチが故郷・長野に思いを寄せ、かねてより制作していた楽曲。令和元年台風19号でヒグチの地元が被災したことを受け、急遽配信リリースされることが決定した。楽曲の収益の一部は被災地に寄付されるとのこと。彼女は「長野市で育たなければわたしはこうならなかった。良くも、悪くも。好きとか嫌いじゃない、もうずっとそこにある、当たり前。それは好きとか嫌いの感情よりももっと尊い。わたしが見てきた景色を、大切な人を、誰かにそのまま伝えられるように」とコメントしている。

またヒグチのオフィシャルオンラインストアにて2014年発表のデビューアルバム「三十万人」の特別販売がスタートした。長野市の人口を意味するタイトルが付けられた「三十万人」には同地で制作された楽曲が収められており、特典として「長野の山々ステッカー」が付属。被災地にはこのアルバムのほか、これまでヒグチが長野で製作してきた伝統工芸グッズシリーズ「さをり織りペンケース」「水引ブレスレット / イヤリング」の収益の一部が寄付される。

さらに明日11月7日（木）にLINE LIVEでスタジオ生ライブが配信されることが決定。今月東京と大阪で開催されるワンマンライブの直前企画として行われるこのスタジオライブは、今年9月発表の最新アルバム「一声讃歌」が制作されたレコーディングスタジオから生配信される。