「Las Lunas del Auditorio 2019」は今回で18回目の開催を数えるメキシコ最大の音楽アワードで、「Espectaculo alternativo」にはスカパラを含めた5組がエントリーされていた。プレゼンターがスカパラの名前を読み上げると、観衆からは大歓声が。別仕事のため先に日本へと向かった沖祐市(Key)、茂木欣一(Dr)、大森はじめ(Per)を除くスカパラの6人は誇らしげにステージへ上がり、メンバーを代表して谷中敦(Baritone Sax)がスペイン語でスピーチを行った。
スカパラが初めてメキシコでライブを披露したのは、2011年に参加したフェス「Vive Latino」。以降、幾度となく同地でライブを重ね、メキシコの人々を熱狂させてきた。谷中はスペイン語でデビュー30周年の年に受賞することができてうれしいこと、スカという音楽は自分たちにとって自由であり、エナジーであること、スカを通じてメキシコでもたくさんの友ができたこと、今回の賞はメキシコにいるスカパラのファンと一緒に獲得できた賞だと思っていることなどを伝えたあと、「日本のファンの方々ありがとう!」と日本語で感謝の言葉を送る。そして最後に「スカに国境はありません! そして、トーキョースカの楽園にも国境はありません!」という言葉を残してステージをあとにした。
谷中敦 コメント
ラス・ルナス・デル・アウディトリオ、通称ルナス。大きな祭典だと聞いてはいましたが、ほんとに盛大でした。メキシコのトップスリーに入る大きさの会場で、自分の印象ではグラミー賞に文化的な様々な賞を混ぜたようなイベントに感じました。レッドカーペットも歩きましたが、会場には新旧様々なラテン圏のトップスターが集い、とにかく派手で、自分達が場違いに感じる程でした。笑
そんな中、式典の後半部分で発表されたオルタナティブのベストパフォーマンス賞を頂けたことは本当に感激でした。別仕事が入っていたため、全員では出席できませんでしたが、スカパラメンバー全員心より感謝します。夢のような時間でした。この誇りを胸にこれからも、日本人として恥ずかしくない最高のパフォーマンスを心掛けていきます。ありがとうございました。
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- Lunas del auditorio
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スカパラ、メキシコの音楽アワードで受賞!感謝のスピーチ「スカに国境はありません!」(写真6枚) https://t.co/Vsy8SQUgby