ジブリ美術監督・山本二三監修でマリンバ女子が名曲カバー

宮崎駿の右腕としてスタジオジブリ作品の背景画を70年代から描き続けている美術監督、山本二三が初めて監修したアルバム「ジブリの森～山本二三の世界～」が7月28日にリリースされる。

この作品はスタジオジブリ作品で描かれる「森」をイメージし、木を使った打楽器・マリンバを使ってジブリ楽曲を演奏しようというもの。マリンバ＆パーカッションの女性3人組ユニット・minimumsがジブリの名曲をカバーし、さらに山本二三の描く森にインスパイアされたminimumsのオリジナル曲も収められる。

なお、minimumsは昨年発表されたYMOの人力カバーアルバム「YMO vs. minimums」が話題を呼んでおり、今年5月にはアメリカで開かれた世界的なマリンバイベント「ミネソタ国際マリンバフェスティバル」に出演。先日つま恋で行われた野外フェス「ap bank fes'10」でもライブを披露している。

CDジャケットおよび同梱のアートブックには、実際に映画「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などで使用された背景画の原画を使用。ジャケットのデザインディレクションはDJ DRAGONが担当している。貴重な背景画を見ることができるこの作品は、ジブリファンにとって要注目のアイテムとなりそうだ。

収録曲

01. 君をのせて
02. 風の谷のナウシカ
03. となりのトトロ
04. もののけ姫
05. 人生のメリーゴーランド
06. いつも何度でも
07. カントリーロード
08. ナウシカ・レクイエム
09. マルコとジーナのテーマ
10. やさしさに包まれたなら
11. 愛は花、君はその種子
12. 世界の約束
13. 鳥の人
14. 風のとおり道
15. Arrietty's Song
16. いのちの名前