9月27日に東京・TSUTAYA O-Crestにて
新作ミニアルバム「GIANTSTAMP」を携えて行われた本ツアーは対バン形式となっており、最終公演にはかつて愛知でSuspended 4thとツーマンを開催したことのある、
ステージ転換中にサウンドチェックのためにステージに現れたSuspended 4thの4人はKazuki Washiyama(G, Vo)の「ちょっと早いけどやっちゃっていいすか?」言葉を合図に、ジャムセッションでライブをスタートさせる。1人ひとりのソロをつないでいくセッションで十分にフロアを温めた彼らはツアータイトルにもなっている新曲「GIANTSTAMP」を投下。Washiyamaが拳を振り上げれば、フロアには無数の拳が突き上がる、会場内は早くも大盛り上がりに。「GIANTSTAMP」「97.9hz」とミニアルバムの収録順に披露した彼らは「アルバムの曲順でいうと、次、なんだっけ?」とファンに確認しつつも、あえて曲順通りにはやらず「Vanessa」をプレイ。曲間ではストリート仕込みのグルーヴィなセッションを繰り広げるなど、予定調和ではない展開でオーディエンスを楽しませた。
バンド初の試みとなるバラードナンバー「think」の演奏前には、Washiyamaが照れくさそうにしながらも曲に込めた思いを吐露。約10分間にわたるセッションを交えながら「think」を届け、フロアを揺らした。最後の楽曲「INVERSION」ではオーディエンスにボーカルを委ね、4人が演奏に専念するなど奔放なパフォーマンスで最後までライブを楽しんだ彼らは「ちょっと休憩してくるわ」と声をかけ、ライブ本編の幕を閉じた。
アンコールに入るとWashiyamaが日付と会場名が書かれた紙を見せ、あっさりと新たなツアー「GIANTSTAMP TOUR II TURBO」の開催を告知。アンコールの演奏曲をその場で相談して決めた彼らは「約10分間、見定めてくれよ。勝負しようぜ」とオーディエンスを焚き付けて「Betty」を弾き始める。最後にWashiyamaは拳を突き上げて「次の時代を担うのは俺たちだ! 付いて来い!」と宣言。それに同意するかのように大きな拍手と喝さいが会場内を包む中、「GIANTSTAMP Tour」はフィナーレを迎えた。
Suspended 4th「GIANTSTAMP Tour」2019年9月27日 TSUTAYA O-Crest セットリスト
そこに鳴る
01. Break out!!!
02. self connection
03. 業に燃ゆ
04. 6月の戦争
05. さらば浮世写し絵の如く
06. 諦念
07. 絶対的三分間
08. re:program
09. Less Than Zero
10. 掌で踊る
11. エメラルドグリーン
Suspended 4th
01. Jam session
02. GIANTSTAMP
03. 97.9hz
04. Vanessa
05. ストラトキャスター・シーサイド (incl.Jam session & Venezia)
06. ヨンヨンゼロ
07. think
08. INVERSION
<アンコール>
08. Jam session
09. Betty
リンク
- Suspended 4th
- そこに鳴る Official Web Site
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音楽ナタリー @natalie_mu
【ライブレポート】「次の時代を担うのは俺たちだ!」Suspended 4th、東京のライブハウスで堂々宣言(写真24枚)
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