感覚ピエロ、念願叶ったミオヤマザキとの対バンで「O・P・P・A・I」対決

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感覚ピエロが5月から7月にかけて全国ツアー「感覚ピエロ 5-6th anniversary『LIVE - RATION 2019』~奮い立たせてなんぼでしょ~」を行った。

横山直弘(Vo, G / 感覚ピエロ)(撮影:ヤマダマサヒロ)

横山直弘(Vo, G / 感覚ピエロ)(撮影:ヤマダマサヒロ)

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このツアーは11月4日に千葉・幕張イベントホールで行われるワンマンライブ「感覚ピエロ 5-6th anniversary『LIVE - RATION 2019 FINAL』~幕張ヴァージンはあなたのもの~」に先駆けて開催されたもの。全25公演のツアーのうち22公演は対バンライブ、3公演はワンマンライブとして行われた。この記事ではミオヤマザキとの対バンライブとして7月14日に開催された東京・マイナビBLITZ赤坂公演の模様をレポートする。

mio(Vo / ミオヤマザキ)(撮影:ヤマダマサヒロ)

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ミオヤマザキのライブの様子。(撮影:ヤマダマサヒロ)

ミオヤマザキのライブの様子。(撮影:ヤマダマサヒロ)[拡大]

先攻を務めたのはミオヤマザキ。激しいSEに乗ってmio(Vo)、taka(G)、Shunkichi(B)、Hang-Chang(Dr)がステージに現れると、会場はミオラー(ミオヤマザキのファンの呼称)たちの歓声で包まれる。そして定位置に着いた4人が挨拶代わりに披露したのは、感覚ピエロのライブ定番曲「O・P・P・A・I」。サプライズで観客のテンションを引き上げた4人は、その勢いを生かして「叫ビ」「un-speakable」「女子高生」を畳みかけ、会場の熱気を一気に高めていく。MCでmioは、ミオヤマザキの楽屋に訪れた感覚ピエロの横山直弘(Vo, G)から熱いオファーを受けたという対バンの経緯を説明すると「お互いが力を出し切って最高に仲良くなれる1日になればいいなと思います」とコメント。ドラマチックなサウンドの「ノイズ」をじっくりと聴かせたミオヤマザキは、続く「メンヘラ」でギアを引き上げると攻撃的なナンバーを連発し、最後は「正義の歌」でヘドバンの嵐を生み出した。

感覚ピエロのライブの様子。(撮影:ヤマダマサヒロ)

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滝口大樹(B / 感覚ピエロ)と秋月琢登(G / 感覚ピエロ)。(撮影:ヤマダマサヒロ)

滝口大樹(B / 感覚ピエロ)と秋月琢登(G / 感覚ピエロ)。(撮影:ヤマダマサヒロ)[拡大]

主催の感覚ピエロはドライブ感あふれる「ARATA - ANATA」でライブを開始すると、続けて「疑問疑答」を披露。ミオヤマザキに負けじと激しいサウンドをフロアにぶつけていく。MCで横山は「俺もう単純にミオラーなんですわ」と対バンをずっと望んでいたミオヤマザキへの愛を熱く語りつつも「今日は間違いなく俺たちのツアーなんで、今からこのマイナビBLITZ赤坂、今日来てくれたあなた、ぶっ壊しにかかります」と宣言。「Japanese-Pop-Music」でライブを再開すると、続くダンスナンバー「CRAZY GIRL」では客席にシンガロングを巻き起こし、「A BANANA」ではタオルを振り回して場内に一体感を生み出していった。

西尾健太(Dr / 感覚ピエロ)(撮影:ヤマダマサヒロ)

西尾健太(Dr / 感覚ピエロ)(撮影:ヤマダマサヒロ)[拡大]

感覚ピエロのライブの様子。(撮影:ヤマダマサヒロ)

感覚ピエロのライブの様子。(撮影:ヤマダマサヒロ)[拡大]

ライブ中盤のMCでは、会場が赤坂であることにちなんで秋月琢登(G)がTBS系「オールスター感謝祭」の「赤坂5丁目ミニマラソン」でおなじみのSurvivor「Eye of the Tiger」のリフを演奏。歌唱を促されたアキレス健太こと西尾健太(Dr)が「声でえへんねん!」と叫ぶと会場は笑い声で包まれた。客席を見渡し、「赤坂の皆さんが楽しそうでホッとしてるっていうかめっちゃうれしいです」と笑った横山は「あなたが普段どんなライブに行ってるのか俺は知りません。あなたのオンリーワン、ナンバーワンもわかりません。だけれど、ただ1つだけ間違いないこと、今あなたが目にして耳にしているのは感覚ピエロです」と観客に語りかけ、「この瞬間は俺たちがあんたにとっての一番で間違いねえだろ!」とシャウト。「CHALLENGER」でライブ後半戦を開始すると、煽りを交えながら強力なナンバーを連続でパフォーマンスし、ラストは「ありあまるフェイク」でフィニッシュした。

さらに興奮冷めやらぬファンの求めに応じて始まったアンコールでは、横山が「カバーよりも本家がカッコいいってことを証明してやりますよ」と語り、ライブ冒頭でミオヤマザキがカバーした「O・P・P・A・I」を披露。この曲で会場に集まった観客たちに力いっぱい声を出させた感覚ピエロは、拍手と歓声に包まれながらステージをあとにした。

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感覚ピエロ「感覚ピエロ 5-6th anniversary『LIVE - RATION 2019』~奮い立たせてなんぼでしょ~」
2019年7月14日 マイナビBLITZ赤坂 セットリスト

ミオヤマザキ

01. O・P・P・A・I
02. 叫ビ
03. un-speakable
04. 女子高生
05. ノイズ
06. メンヘラ
07. 斉藤さん
08. CinDie
09. Que sera, sera
10. 正義の歌

感覚ピエロ

01. ARATA - ANATA
02. 疑問疑答
03. LET IT DIE -Wake up-
04. Tonight Yeah!Yeah!Yeah!
05. 加速エモーション
06. Japanese-Pop-Music
07. CRAZY GIRL
08. A BANANA
09. CHALLENGER
10. ハルカミライ
11. A-Han!!
12. 拝啓、いつかの君へ
13. ありあまるフェイク
<アンコール>
14. O・P・P・A・I

感覚ピエロ「感覚ピエロ 5-6th anniversary『LIVE - RATION 2019 FINAL』~幕張ヴァージンはあなたのもの~」

2019年11月4日(月・振休)千葉県 幕張イベントホール

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音楽ナタリー @natalie_mu

【ライブレポート】感覚ピエロ、念願叶ったミオヤマザキとの対バンで「O・P・P・A・I」対決(写真21枚)
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