Jr. EXILE世代「BATTLE OF TOKYO」で熱演、豪華コラボで12万人を沸かす

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7月4~7日に千葉・幕張メッセ国際展示場ホールで、GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEら“Jr. EXILE世代”のグループが出演するライブイベント「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」が開催された。この記事では最終日、7月7日公演の模様をレポートする。

「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」の様子。(写真提供:エイベックス)

「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」の様子。(写真提供:エイベックス)

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「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」の様子。(写真提供:エイベックス)

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「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」はLDHが仕掛ける総合エンタテインメントプロジェクトのライブ版。“Jr. EXILE世代”の4組が“総当たりコラボバトル”を繰り広げるライブで、7月3日発売のアルバム「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」に収録されたコラボ曲や各グループの代表曲などが約2時間半にわたって披露され、4日間合計で約12万人がそのステージを楽しんだ。

開演時刻になると、劇団EXILEの小澤雄太と八木将康が「BATTLE OF TOKYO」の世界について説明。彼らは「BATTLE OF TOKYO」が現実である“TOKYO”、そして未来の“TOKYO”を指す“新TOKYO”、そして別の次元に存在し“TOKYO”と同じ人物が違う名前で暮らす“電網都市超TOKYO”、計3つの“TOKYO”からなる“多重郷次元”の世界であり、その3つの“TOKYO”をつなぐのが“電網都市超TOKYO”に存在する“バビロニウム”という舞台であると語った。

「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」の様子。(写真提供:エイベックス)

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2人の前説が終わると勝矢扮するEC-Eがステージに登場し、「ようこそ、バビロニウムへ」と来場者を歓迎。EC-Eが“伝説のバビロニウムベルト”をお披露目したあと、超TOKYOでのGENERATIONSであるMAD JESTERS 、THE RAMPAGEであるROWDY SHOGUN、FANTASTICSであるASTRO9、BALLISTIK BOYZであるJIGGY BOYSが一堂に会する。そして“バトル”はGENERATIONS vs THE RAMPAGEによる「SHOOT IT OUT」でスタートした。炎が吹き上がるステージで2組がパフォーマンスを披露したあと、GENERATIONSは「G-ENERGY」をエネルギッシュに届ける。そして代表曲の「BIG CITY RODEO」と「太陽も月も」を間髪入れずに歌唱。アニメーション映画「きみと、波にのれたら」の主題歌「Brand New Story」では、しなやかなダンスとさわやかな笑顔を見せた。

GENERATIONSから関口メンディーだけがステージに残り、THE RAMPAGEのLIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀と合流すると、彼らはその場でラップバトルを展開。その後、THE RAMPAGEがステージに全員そろい「Lightning」や「Fandango」など、代表曲の数々を三者三様のボーカルと迫力のあるダンスで魅せた。

「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」の様子。(写真提供:エイベックス)

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EC-Eに呼び込まれて現れたFANTASTICSとBALLISTIK BOYZはまず2組でのダンスパフォーマンスを披露。一度BALLISTIK BOYZが退場し、FANTASTICSは「OVER DRIVE」を熱演した。「BATTLE OF TOKYO」の初日にメンバーの世界が足の甲を負傷してしまい、世界を除いたメンバーでそれ以降の公演に臨んだFANTASTICS。世界、そして昨年7月6日に胃がんで亡くなった中尾翔太の分まで7人は全力で踊って歌い、会場を大いに盛り上げた。BALLISTIK BOYZが再びステージに現れると、FANTASTICS vs BALLISTIK BOYZによる「SHOCK THE WORLD」が披露される。2018年デビューのFANTASTICS、そして2019年5月にデビューしたばかりのBALLISTIK BOYZの2組はフレッシュさを見せながらも、ハイクオリティなパフォーマンスで会場を熱狂させた。

「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」の様子。(写真提供:エイベックス)

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BALLISTIK BOYZはデビューアルバム「BALLISTIK BOYZ」より「PASION」「テンハネ -1000%-」の2曲を披露。「テンハネ -1000%-」では、新グループ・PSYCHIC FEVERも加わり、フロアを盛り上げる。そのままの流れでライブはPSYCHIC FEVERのステージへ。PSYCHIC FEVERのRENがボイスパーカッションでDJ HALとコラボレーションするなど、トリッキーなパフォーマンスを繰り広げた。その後、ライブは各グループのパフォーマーが5つの組み合わせでソロダンスを披露する「PERFORMER BATTLE」のコーナーへ。GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZが4方向へ伸びる花道の先にスタンバイし、各ラウンドの出場者がセンターステージでバトルを繰り広げた。“ROUND 1”には小森隼、岩谷翔吾、浦川、後藤拓磨、佐藤大樹、深堀未来が参加。“ROUND 2”では白濱亜嵐、神谷、鈴木、龍、瀬口黎弥、加納嘉将、松井利樹、“ROUND 3”では関口メンディー、長谷川慎、武知海青、LIKIYA、澤本夏輝、日高竜太が個性際立つダンスを披露した。佐野玲於、山本、藤原樹、堀夏喜、木村慧人、砂田将宏による“ROUND 4”では、佐野が「世界」のフラッグを立てた地球儀と中尾翔太の「翔」の文字がプリントされたバンダナを手にステージに現れ大歓声が湧き上がる。会場の熱気がピークを迎えた“ROUND 5”では中務裕太、陣、与那嶺瑠唯、海沼流星、奥田力也がパワフルなソロを披露。最後は中務がダイナミックなダンスを披露し天を仰いだところでゴングが鳴らされた。

暗転後、ステージには“電網都市超TOKYO”での小澤であるアデラン・スースー、八木であるペヤン・グラシアスが登場。八木が昨年10月にCRAZY四角形名義で発表した楽曲「WANAWANA」を大勢のダンサーを従えて披露した。終盤になるとTHE RAMPAGE vs BALLISTIK BOYZ「Dead or Alive」、THE RAMPAGE vs FANTASTICS「MIX IT UP」、GENERATIONS vs BALLISTIK BOYZ「BREAK DOWN YA WALLS」、GENERATIONS vs FANTASTICS「Supersonic」と、各ミュージックビデオの世界を踏襲した怒涛のコラボバトルが繰り広げられる。ラストは4組での「24WORLD」でフィニッシュした。

アンコールは4組によるGENERATIONSの「AGEHA」でスタート。「銀河鉄道999」では数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)の「みんなに幸せが訪れますように!」の声に続いて金テープが発射され、フロアから歓喜の声が上がった。片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)は「全然違った空気の中で、皆さんに応援していただきました。ありがとうございます!」と4日間それぞれの来場者に感謝の気持ちを示し、数原は「弟としてがんばってきた部分もあったけれど、こうして引っ張っていく立場になって、すごく勉強になりました。新しい世代のJr. EXILEらしいエンタテインメントをこれからも届けていけたらと思います。各グループの応援をよろしくお願いします」と力強く語る。最後は「Y.M.C.A.」を会場の全員で踊って、4日間にわたる「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」は華々しいフィナーレを迎えた。

また2020年にも「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」のライブが開催されることが決定。ライブの閉幕を受けて、本日7月8日より主要定額制音楽配信サービスで今回のライブセットリストのプレイリストが配信されている。

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「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr. EXILE~」2019年7月7日 幕張メッセ国際展示場ホール セットリスト

01. SHOOT IT OUT / GENERATIONS from EXILE TRIBE vs THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
02. G-ENERGY / GENERATIONS from EXILE TRIBE
03. BIG CITY RODEO~太陽も月も / GENERATIONS from EXILE TRIBE
04. Brand New Story / GENERATIONS from EXILE TRIBE
05. MANDY×THE RAMPAGE RAP
06. Lightning / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
07. The Typhoon Eye / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
08. Fandango / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
09. 100degrees / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
10. OVER DRIVE / FANTASTICS from EXILE TRIBE
11. Flying Fish / FANTASTICS from EXILE TRIBE
12. Can't Give You Up / FANTASTICS from EXILE TRIBE
13. SHOCK THE WORLD / FANTASTICS from EXILE TRIBE vs BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
14. PASION / BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
15. テンハネ -1000%- / BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
~PERFORMER BATTLE~
17. WANAWANA / CRAZY四角形
18. Dead or Alive / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE vs BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
19. MIX IT UP / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE vs FANTASTICS from EXILE TRIBE
20. BREAK DOWN YA WALLS / GENERATIONS from EXILE TRIBE vs BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
21. Supersonic / GENERATIONS from EXILE TRIBE vs FANTASTICS from EXILE TRIBE
22. 24WORLD / ALL
<アンコール>
23. AGEHA / ALL
24. 銀河鉄道999 / ALL
25. Y.M.C.A. / ALL

※日高竜太の「高」ははしご高が正式表記。

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