水瀬いのり3rdアルバム携えた東名阪ツアー完走、色とりどりの衣装で臨んだ武道館公演

水瀬いのりが6月16日から実施していた東名阪ツアー「LIVE TOUR 2019 Catch the Rainbow!」の最終公演が、29日に東京・日本武道館で行われた。

このツアーは、水瀬が4月に発表した3rdアルバム「Catch the Rainbow!」を携えて実施したもので、6月16日に大阪・グランキューブ大阪（大阪府立国際会議場）メインホール、23日に愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール、28日と翌29日に東京・日本武道館の計4公演が行われた。

日本武道館公演では、水瀬が赤いミニドレス、鮮やかな青いワンピース、黒のダメージパンツ、真っ白なドレスなどさまざまな衣装に身を包み、新旧の楽曲をパフォーマンス。中盤で披露された「brave climber」「Will」ではマイクスタンドを用いたパワフルなパフォーマンスを見せつけ、後半の「TRUST IN ETERNITY」では、12名のストリングス隊を率いて力強い歌声を響かせた。アンコールでピンクのロングスカートに着替えた水瀬は、観客からの“いのりんコール”に応えるように、ファンへの思いをつづった自作詞曲「Catch the Rainbow!」を歌唱。涙を浮かべながら笑顔でステージを駆け回る水瀬の姿に、会場は大きな感動に包まれた。

ダブルアンコールでは水瀬の口から、8枚目のニューシングル（タイトル未定）の発売と、シングルの表題曲が水瀬主演のアニメ「ソマリと森の神様」のエンディングテーマに決定したことが告げられた。喜びの歓声を上げる観客を前に、水瀬は最後にデビュー曲「夢のつぼみ」をパフォーマンス。そして「これからもみんなに会いに行けるようにもっともっとがんばるので、みんなも絶対、また私と同じ時間を過ごしてください！ 約束ですよ！」と呼びかけ、ステージをあとにした。