seeeeecunが初のボーカルアルバム発売、ボカロ曲のセルフカバーも収録

ボカロP・しーくんとしても知られるシンガーソングライターのseeeeecunが、初のボーカルアルバム「Bohemian Bloom」を8月7日にリリースすることが決定した。

2018年は歌い手の宮下遊とのユニット、Doctrine Doctrineとしても話題を集めたseeeeecun。今回のアルバムにはYouTubeにて公開されている「疑神暗鬼」「ケモサビ」や、ボカロ曲「ローファイ・タイムズ」のセルフカバーなどに新曲9曲を追加した15曲が収録される。

今作で彼は、前作までの特徴だったFranz FerdinandやGorillazなどのUKロックの影響が色濃いギターサウンドに加えて、The 1975などの近年のUKロックや、ショーン・メンデス、チャーリー・プースなどの北欧ポップにインスパイアされたサウンドを展開している。

アルバムタイトルはQueenの「Bohemian Rhapsody」と、「このアルバムが、世間から目を背けて自由気ままに音楽を作っている自分がいつか花開くキッカケとなるように」という願いを込めた“Bloom”という単語を合わせて作られたもの。アートワークはseeeeecunのMVをこれまでも手掛けてきたイラストレーター・みつきさなぎが手がけている。

なお今作は店舗別購入特典として、オーディオコメンタリーと過去曲のリアレンジバージョンを収めたスペシャルCDを配布。タワーレコードではYUUKI MIYAKE、ヴィレッジヴァンガードではみつきさなぎ、アニメイトでははるまきごはん、Amazon.co.jpでは和田たけあき（くらげP）が参加したオーディオコメンタリーがスペシャルCDに収められる。