「天気の子」は2016年公開の大ヒット映画「君の名は。」以来3年ぶりに新海監督とRADWIMPSがタッグを組む作品で、天候の調和が狂っていく時代に運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を選択していく物語が描かれる。
野田洋次郎(Vo, G)の「僕ではない誰か女性の声で歌が入ってほしい」という発案により約1年にわたって、新海監督とRADWIMPSは女性ボーカルを選定するオーディションを実施。その結果、多数の候補者の中から三浦が選ばれた。野田は三浦の歌声について「どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力を持つ」とコメントしている。
また映画の公開日である7月19日にRADWIMPSのニューアルバムとして、映画のサウンドトラック「天気の子」がリリースされることが決定。本作には公開中の映画予告編で使用されている「愛にできることはまだあるかい」を含むボーカル曲5曲と27曲の劇伴が収められる。
野田洋次郎(Vo, G / RADWIMPS) コメント
今回『天気の子』の音楽に携わらせて頂くことが決まった時、いくつか僕からも提案をさせて頂きました。その最初が「僕ではない誰か女性の声で歌が入ってほしい」というものでした。理由は前作とは異なる世界観にしたかったということと、女性ならではの、より大きな存在感でこの作品を包み込んでほしいと思ったからでした。そして1年ほどに及ぶオーディションをさせて頂くことになりました。
三浦さんの声は発せられた瞬間に、どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力を持っていました。まだ何にも染まっていない荒削りながらもまっすぐなあの歌声で今回『天気の子』の楽曲を歌ってもらえたことは、この映画にとって幸福なことだったと思います。
この作品以降も彼女がどんな歌を歌っていくのか、とても楽しみです。
新海誠 コメント
役者の歌声というよりも、世界そのものの響きのような声。個人の感情をすこしだけ越えたような何かを、まっすぐに運んできてくれる声。三浦透子さんの声には、そんな印象を持ちました。
「透子さんの歌声が輝く瞬間を、この映画が輝く瞬間になるようにしよう。」
RADWIMPS とそう話しながら映画を組み立てていきました。皆さんに、映画館でその瞬間を確かめていただけたら嬉しいです。
三浦透子 コメント
初めて「天気の子」のチームの皆さんにお会いしたとき、この作品にかけられた時間の重み、そしてなにより皆さんの作品への愛を強く感じました。その思いを、私の声に託してくださったこと、心より嬉しく思います。2ヶ月程かけて、野田さんのディレクションの元、ゆっくり丁寧にレコーディングをしていただきました。出来上がった曲が送られてきて、それを聴いて、私が歌って、また送られてきて、送り返して、となんだか手紙のやりとりをしているようで、とても楽しかったです。映画の中の二人をそっと見守り、そしてときにぐっと背中を押してあげるような、そんな優しい歌です。映画とともにこの楽曲が皆様に届けられる日を、楽しみにしています。
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- 映画『天気の子』公式サイト
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RADWIMPS×新海誠の映画「天気の子」主題歌に三浦透子が参加、サントラ発売決定(コメントあり) - 音楽ナタリー https://t.co/LCYF1WhpWU