あいみょん、川村元気の最新小説「百花」にコメント寄せる

1

184

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 27 138
  • 19 シェア

あいみょんが、5月15日に発売される川村元気の最新小説「百花」(ひゃっか)に推薦コメントを寄せた。

あいみょん

あいみょん

大きなサイズで見る

百花

川村元気「百花」
Amazon.co.jp

「百花」は川村にとって「世界から猫が消えたなら」「億男」「四月になれば彼女は」に続く、2年半ぶり4作目の新作小説。“記憶”をテーマに、認知症になり全てを忘れていく母と、母との思い出を蘇らせていく息子の姿が描かれる。あいみょんのほか、山田洋次監督、吉永小百合も本著にコメントを寄稿している。川村本人のものを含む各人のコメントは以下の通り。

この記事の画像(全1件)

あいみょん コメント

“記憶”というものは決して自分1人のものではなく、時には誰かと自分自身を繋ぐレールになっていると思った。食い違うこともあれば脱線もする。記憶はあくまでも瞬間の記録で、なんだか夢みたい。悲しい記憶も嬉しい記憶も、ああ全部夢だったんじゃないかと感じる日がある。一度失ったからこそ、二度と失いたくない息子への想い。一度失ったからこそ、二度と忘れられない母への想い。夢のような記録。あの日を繋ぐ記憶。

山田洋次監督 コメント

深い感動のうちに読了した。
ぼく自身の母親の思い出と重なり、
他人事ではなかったのだ。

吉永小百合 コメント

息子と母の切ない思いに、
胸が熱くなりました。

川村元気 コメント

久しぶりに祖母を訪ねたら、彼女は僕のことを忘れていました。アルツハイマー型の認知症でした。そこから祖母の元に通い、彼女との思い出をひとつまたひとつと話していきました。忘れていく祖母と向き合いながら僕は、自分自身が色々なことを忘れたり、記憶を書き換えていることに気づいていきました。「百花」はそんな体験を元に、認知症の方々、そのご家族、医療、介護関係者の方々、百人以上と出会いながら、“ある答え”を求めて二年半かけて書いた小説です。忘れていく母と、思い出していく息子。ふたりの愛と記憶、そして忘れられないひとつの事件の物語です。

全文を表示

読者の反応

  • 1

音楽ナタリー @natalie_mu

あいみょん、川村元気の最新小説「百花」にコメント寄せる(コメントあり)
https://t.co/IWH3pvXqGQ

#あいみょん https://t.co/ywdUefE86E

コメントを読む(1件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 あいみょん の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。